人生崖っぷち(物理)

森林鉄道、廃道、廃隧道など

速報 初代敷地隧道 後編

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斜面をよじ登り先ほどの尾根へ戻り、そのまま尾根道をたどりささやかな峠を越える。

 

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昔の道をトレースしようとしたがかなり状態が悪く少し手間取りながら北側の谷間へ降りていく。果たして北側坑門は・・・

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残念、完全に埋まっている。なんとなく予想していたけどね。

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影の部分は単なる日陰で完全に埋まっています。反対側の状態を考えると安全のためこちら側だけ埋めて通れないように封鎖したのかもしれない。単純に自然崩壊かもしれないが。

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坑門跡から北を望むと、祝日にもかかわらず工場の音がガンガン響いてくる。ご苦労様ですと言いたいが、出来れば今日は休んで欲しかった。しょうがないからもと来た道を撤収。

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目印にしていた茶畑に出て入ってきた道を戻る。しかし、もしこの畑と道がなかったら北の工場と南の宅地に閉じられたあの旧道に入るのは容易ではないだろう。あとは2・3代目隧道の上に登り、稜線ぞいに侵入するぐらいか。さて、せっかくだから2代目となったレンガ隧道を見て帰るとするか。

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前編に載せたのは南側の坑門で、これは北側の坑門の写真である。

 

 

 

 

 

2014年のですがね!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

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袋〇土木事務所の責任者~これしかやりようがなかったんか~~(( ;∀;)

調べたところ平成27年公共工事で〇〇〇〇という会社が請け負ったらしい。しかしぃ明治の煉瓦隧道の坑門が”ゆーえんちのトンネルの入り口”に変わっちゃったよ、とほほ。内側のコンクリート巻きの際はあれだけきれいに坑門のところを装飾したというのに。

 

 

        解せぬ 

 

                       速報 初代敷地隧道 完

 

速報 初代敷地隧道 中編


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漆黒の闇が目の前に口を開けている。ある予感がしながらも、ライトを慌ただしく取り出して光を灯す。

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閉塞だ。やはり抜けてはいなかったか、残念。しかしこんなに綺麗に残っているとは思いもしなかった。台形型の坑道が自分的にはストライクである。と、坑門に近づいたところで足元に気が付いた。

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公僕はきちんと仕事をしているようだ。が、廃的になんとなく微妙にテンションダウン。

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坑内に侵入した。どうやら水没しているがそこまで深くはなさそうだ。

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陸地の部分はある程度の固さがあり最悪の状態ではなかった。慎重に水没ゾーンに足を踏み入れる。

f:id:msx4:20170919230342j:plainあかん。水は大丈夫だが下の泥がやばい。抵抗感が半端でなく2歩目であきらめた。フル装備じゃなきゃ無理だ。

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ギリギリで撮影した最奥部の写真。やはりもう少し前進しないと状態がはっきりしない。

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残念ながらこれで撤退した。決して巨大カマドウマにびびったからではない。それよりも北側の確認だ。だがしかし探索の最後に衝撃の展開が待ち受けているとはこの時点では知る由もなかった。

 

                   後編に続く

 

速報 初代敷地隧道 前編

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これは「くるまみち」さんの遠州遠征オフ2014に同行した際に撮った静岡県磐田市にある明治レンガ隧道”初代”敷地隧道の写真である。この隣の現道には”2代目”敷地隧道が頑張っているが、先日「くるまみち」さんの掲示板に寄せられた情報によると更に先代の隧道が存在するというのだ!!もし本当ならばえらいことである!!という訳で今日突貫してきました。

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 だいぶ改修されているが、古地図によるとこの黄線のみちが南側坑門へ通じる道のはずだ。

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道は黄線のようになっていたと思われる。なお青線の矢印方向に進むと現隧道と初代?隧道がある県道に突き当たる。

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この正面の谷間がターゲットがある旧道だと思われるが、いかんせん手前が宅地と化している。中央の道がそれらしく見えるが、私道にも見えるので突入はしません。豆腐メンタルなので。ちなみに山向こうの道は工場の敷地なのでここ以上に侵入不可である。しかし地図を見ると隧道疑定地の隣に茶畑があり、そこへ通じる道があるのでそれを利用する。前の写真の赤線の道にその入口があるはずだ。

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最初は普通だがすぐに草だらけに。まあ茶畑しか無ければそんなに使われないだろう。

 

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  しかし茶畑に到達する前にふと気まぐれをおこし、尾根を越えて隣の谷即ち旧道に直行することに。写真は尾根から登ってきたほうを見たもの。尾根の下に道があったが作業道?正体不明である。

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 旧道の谷を見下ろすが思った以上に深い、しかも台風の後だから斜面がぬかるんでいてなかなか降りられない。しかも暑い。尾根を行ったり来たりして何とか降下を試みる。

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 苦労して谷底に到着するが草で全然視界が効かない。足元には小さな沢があって本当にここが旧道なのかと疑問に思う。

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しかししばらく進むとぬかるみながらも平らな地面が姿を現す。道の跡だ。

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 谷はだんだんと奥まっていき暗さを増していく。果たして最奥には・・・

           

 

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最初の写真は動揺のせいか素でぶれてました。現地で揺らしたつもりはなかったのですが。

 

 

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      あったよ本当に!

 

    くるまみち掲示板に情報提供をしたりやういちらうさんおみごとです。

 

             

中音水の4つのインクライン 08

中音水に作られた最後のインクライン、それが第4インクライン!前回の第3インクラ上部軌道突破の行きがけの駄賃に突っ込んでみる。

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これは切り通しとコンボの第8橋梁を上流側からみたところ。「林鉄の軌跡」の地図を見ると黄色のラインのように橋の根元あたりで分岐しているように見える(注釈は6,7橋梁のところを指している)が果たして・・・

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やはり甘くはなかった。石垣や平場どころか苔むした岩がゴロゴロ転がっていてそれらしきラインが見当たらない。だが、

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斜面に転がるレールだけは見つけてしまう。いや嬉しいんだけどね・・・

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かなり上まで登った(つもりだ)がレールをもう1本見つけるにとどまった。場所か、高さか、突入角のどれかが違っているのだろう。11月の日暮れはそれなりに早いので余裕を持って撤収した。

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収穫はあったものの自分的には今回は敗退であった。速やかにリベンジしたいが、この時は仕事の関係で夕方から休日出勤することが多かった。ならば・・・

 

           中音水の4つのインクライン 09へ続く

中音水の4つのインクライン 07

見つからない軌道跡に見切りを付けて、もう一つの上部軌道を目指して歩き始める。地形の関係上難しいがなるべく平行移動を試みる。

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そして歩くこと1時間ほどで反対側の流れにたどり着く。はたして軌道跡は・・・

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どんぴしゃ!午前中の迷走が嘘のように軌道跡に降り立った。これが第3インクラから続く上部軌道跡だ。そして上流方向に数十m歩くとそこが軌道の終点だった。

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平場は川の流れにさえぎられる様に消失し、そこには朽ちた枕木が緑に包まれていた。

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 そして下流方向に向かい歩き出す。路盤もあまり荒れておらず割と歩きやすかった。

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 20分ほど歩くと見覚えのある沢に出た。前回の撤退地点だ。

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後は前回たどった道を逆行して第3インクラを滑り降り(比喩表現ですよ)帰路に就・・・こうとしてまだ時間に余裕があった。ならばあそこに行ってみよう。地図に記されていた最後の1つ、第4インクラだ!

 

               中音水の4つのインクライン 08へ続く       

流血のファーストアタック

本日山梨県の某林道を歩いていたのですが、道を外れて少し山に踏み入ったとたんヤマビルにたかられました。大小10匹以上を相手取り4匹に吸われ靴下が流血の惨事に見舞われました。皆さんもこの季節は十分注意しましょう。資料がほとんどないマイナー物件だったが手ごたえ有り。冬にリベンジだ。

 

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                ヒルがいなくなったら続きます  

 

           追記・ やられたとこ4か所かと思ったら5か所だった。めっちゃかゆい。

中音水の4つのインクライン 06

     

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目の前にそびえる大小様々な階段状の滝を見て、これ以上の前進は無理と判断した。ここで当初の予定通りに斜面の登攀を開始。

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黙々とひたすら登る。が、軌道跡が見当たらない。

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さすがにこの上は無いだろという、か細い流れの岸壁を見上げるが、ここより下もそれらしき平場は見当たらない。

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たまに平場っぽい場所があるがピンポイントで存在し、その前後に延びていないので天然の地形に見える。

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                   ない

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                 ない 

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見つからない!思わずこんな写真を撮って現実逃避したくなるほど軌道跡が見当たらなかった。まさかもっと上なのか、それとも跡さえも残っていないのか・・・焦りと苛立ちと疲れに蝕まれながらも斜面を前進する。

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かなり高い位置まで登っていたが、本流も幾多の滝によってグイグイと高度を稼いできた。そして川岸を離れて2時間強。

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「林鉄の軌跡」の地図が正確ならばこのあたりが軌道の最奥部のはずだが・・・ 

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 やはり軌道跡は見当たらない。もうなんだかめんどくさくなってしまい、これからどうしようかと考え込む。その時ふと思いついたのが

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「このまま平行に進んで山を越えれば第3インクラの奥へ出るんじゃないか?」であった。

 

               中音水の4つのインクライン 07へ続く