山梨のとある林用軌道へ行ってきた。レールは無く、橋も無い。だが1本の隧道がある。以前あるブログで記事を見て行ってみたのだが、その日2つめの探索があだとなり夕暮れのためにタイムアップ。隧道手前で泣く泣く撤退するはめになった。今回はリベンジだ。ちなみに上の写真は探索前に寄った朝の勝沼堰堤。記事とまったく関係はない(笑)
今回はアルピニスト・オプローダーであるみずさんと合同探索。
林道を歩き始めて予想外だったのは日陰の場所だけだが雪が積もっていたこと。
しかも所々溶けて凍った場所があり、地味に注意して歩く羽目になった。しかしこれが何を意味するのかこの時点では分かっていなかった。
しばらく歩くと林道の下に潰されなかった廃線跡が姿を現す。その直前にうろ覚えで全然違う場所をドヤ顔でここが軌道跡ですと案内していた自分がいたりする(笑)
かなり大きな沢で一旦軌道跡は途切れる。吊り橋の主塔(?)の残骸らしきものがあったが、もしそうなら後年のものだろう。
林道で沢を迂回すると再び眼下に積雪で姿を現した軌道跡が。とこの時は思い込んでいた。
橋を渡って林道の終点になる。
以前と同じようにこの沢を下って本流を渡河し、軌道跡を目指そうとする。が・・・
最後は小さな滝になっており、ロープが張ってある岩壁を巻いて下に降りるのだが、足場の岩棚が見事に凍り付いている。無理だ!冬場の探索がこんなところで裏目に出るなんて。
残念ながら撤退する。しかしこのままでは終わらない。
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