対岸へとたどり着き坂道を登り始める。これは法面の道が高い場所を通っているように見えたことと、進行方向が資材置き場のような広場になっており、単純に進めなかったというせいでもある。坂を少し登ったところで家の跡と思われる平場から山肌に侵入する。できればどんぴしゃで歩道にぶちあたればいいなあと思いながら。
そんなに甘くはありませんでした。道っぽいところがあっというまに獣道以下の踏み跡らしきものに。上下を見渡しても道らしきものを確認できず、とりあえず前進してみる。最悪あの斜面にぶつかるだろうとこの時は思っていた。
1時間経ちました(笑)。斜面を強引に進んでみたものの、道どころか例の場所にもぶちあたらない。少し考えて下に降りてみることにする、すると
道だ!思ったよりも下のほうを通っていたみたいだ。思わずホッとした。これが見つかればあとは簡単だ。道に降り立ち右をみて、左を見る。
あ!?
十津川対岸歩道(仮)攻略戦 肆へつづく