前回より3カ月後の2014年11月、2度目の探索のため再び十津川村を訪れた。下の写真は風屋大橋から高原隧道を写したものだが、右の街灯の電球あたりの高さに隧道が通っていたと思われる。現隧道の上に旧隧道というのはよくあるパターンだが、ここに現道とクロスするような隧道があったというのは前情報か偶然でもない限り気付かないだろう。
この川沿いの斜面が今回の目標であるが、前回の探索から一抹の不安を感じていた。はたして道はあるのだろうかと。
前回撤退地点から藪に突入!草はともかく灌木の枝が邪魔でしょうがない。
すぐに橋脚らしきコンクリート塊”のみ”を発見。やはりこちら側は隧道より前と違って桟橋が主なのか。
位置も形もバラバラな橋脚(?)ばかりが見つかるが逆に言えばそれだけ。たぶん木製の作業軌道だと思われるが、せめてレールの1本でも見つからないと面白くもなんともない。正面を見ても木々に視界をさえぎられ、上を見ても
は?
がさごそがさごそずるっがさごそがさごそ(斜面をはいあがる音)
2本目発見!!
貫通している。しかもけっこう長い!
・・・・・何この床?
十津川村の林鉄廃隧道 05へ続く