中音水に作られた最後のインクライン、それが第4インクライン!前回の第3インクラ上部軌道突破の行きがけの駄賃に突貫してみる。
これは切り通しとセットの第8橋梁を上流側からみたところ。「林鉄の軌跡」の地図を見ると黄色のラインのように橋の根元あたりで分岐しているように見える(注釈は6,7橋梁のところを指している)が果たして・・・
やはり甘くはなかった。石垣や平場どころか苔むした岩がゴロゴロ転がっていてそれらしきラインが見当たらない。だが、
斜面に転がるレールだけは見つけてしまう。いや嬉しいんだけどね・・・
かなり上まで登った(つもりだ)がレールをもう1本見つけるにとどまった。場所か、高さか、突入角のどれかが違っているのだろう。11月の日暮れはそれなりに早いので余裕を持って撤収した。
収穫はあったものの自分的には今回は敗退であった。速やかにリベンジしたいが、この時は仕事の関係で夕方から休日出勤することが多かった。ならば・・・
波賀森林鉄道 中音水の4つのインクライン 09へ続く