ようやく見つけることが出来た第2インクラインだがとてもきれいな状態で残っていた。
何故か離れた場所に突き刺さるレール。インクラは向こうに見える黒い影のラインの手前である。
しかし下っていくと平面になってしまいインクライン跡は分からなくなってしまう。
更に下ると眼下に沢が見えてくる。・・・ん?
そこは以前、最後に軌道跡を見失った地点だった。どうりでぷっつりと道が途切れていたわけだ。しかしあらためて下から見たこの斜面にインクラインを見出すのは流石に難しいと思う。
何はともあれこれで第2インクラインとその上部軌道はコンプリート。残るは最後に造られた第4インクラインだ。
波賀森林鉄道 音水の4つのインクライン 13へ続く