人生崖っぷち(物理)

森林鉄道、廃道、廃隧道など

紀伊半島の森林鉄道・林用軌道群② 南古谷川林用軌道(仮)その5(完)

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前回少しだけ歩いた軌道跡を今度は林道から眺めながら歩いていく。

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しばらく歩くと川はだんだん浅く狭くなってきた。

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 橋台を見つけた、が、この辺から軌道がどちらを通っていたのか分からない場所が増え始める。崩れているのか、桟橋で越えていたのか、林道側に渡っていたのかだんだん分からなくなってしまった。

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とりあえず橋台らしき石垣があったところで対岸に渡るが、分かりやすかった七滝のあたりと比べて軌道が通っていたと断言することが出来なかった。

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そのうち大きな橋台が現れた。幅からして軌道のものではなく、後年に作られた車用の橋だと思われる。

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また林道に復帰し上流を目指す。

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川幅はいよいよ狭まってくるが、所々深い谷間を形成していた。このあたりは軌道は林道側を通っていたと思われる。

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そして林道が大きく右に曲がり砂防ダムが連続で現れる。地図によると軌道はこのあたりまで延びていたようだが?しかし林道の先のほうで何か作業をしているのが見えた。この辺が潮時かと未練がましく砂防ダムの上流の浅くなった河原を眺めると・・・

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なぜかレールがごろごろと転がっている。ここに流れてきたのなら更に上流のほうには?と思ったが作業中なのでとお断りされてしまった。まあキリが良いのでここで終了。軽く上流のことを聞いたが特に遺構もなさそうだったし。

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下流側や最上流部は次の課題として撤収。いつになるやら(笑)

 

   紀伊半島の森林鉄道・林用軌道群② 南古谷川林用軌道(仮)(完)