今回のレポートですが、実は1回目に踏破したときの撮影データを間違って消してしまったため2回目の探索時の写真で紹介します。そのため本来は発見した順番で紹介するつもりでしたが、わかりやすく起点から順に紹介していきたいと思います。
兵庫県と鳥取県の県境に位置する戸倉峠から兵庫側に少し下ると写真の光景が目に飛び込んでくる。やまめ茶屋の看板が立つこの空き地こそが坂ノ谷森林鉄道の貯木場である。と言いたいところだが資料無しの実地調査のみなので正確なところは分からない。
この道が軌道跡である。
少し進むと支線との分岐がある。草が茂っていて分かりずらいが写真の右下に橋台が残っている。そして対岸を見ると
橋台が木々の間に見える、が、当時の軌道の線形がいまいち分からない。支線は支流に沿った林道が軌道跡らしく、急坂になったところで林道を外れてしばらく進んだ平地が終点だと思われる。1回目に探索したが2回目はパスしたので写真はない。あしからず。
やまめ茶屋の隣を抜け上流へ向かう林道が軌道跡である。
そのうち写真のような広場が現れる。以前先行偵察したときには重機が止まっていた。
高度を上げていく林道を横目に広場の奥へ進んでいくと
浅い掘割が姿を現した。軌道跡だ。
軌道跡は川沿いに進んでいく。
そして現れたのは・・・
坂ノ谷森林鉄道 其の2へ続く