そこには外れたレールと小さな木橋の残骸が。石垣もろとも緑に覆われて綺麗に朽ちていた。
その先も低い石垣の路盤が続いている。そこには
上も下も埋もれかけてるし一跨ぎ程の長さしかないが木橋が現存していた。木橋と言うにはおこがましいかもしれないが、これを見つけた時はとても嬉しかった。
犬釘付きの枕木もちょくちょくあった。
大きな枯れ沢には立派な橋台と木橋の残骸が残っていた。流石にこの規模だと完全に朽ち果ててしまっている。
まだ新しい切り株やテープが目につくようになった。其の4で軌道跡を斜めに横切っていった作業道の行き先がこの辺りのようだ。枝打ちされた枝が散乱して不明瞭になりがちな軌道跡をたどっていき、ふと山側の斜面を見ると
坂ノ谷森林鉄道 其の8へ続く