軌道はここで左岸から右岸に渡っていた。気田林鉄で最長の橋が架かっていたらしい。残っていればともったいない感じがするが、すぐ下流にダムがあるので安全のために撤去したのではなかろうか?橋脚は流れてきてるけど。そして川を渡ると・・・
橋台と主塔が並んで現れる。軌道は左の橋台のほうだ。
橋台の下から反対側を見ると道路からは確認しにくい起点側の橋台が見える。そして川の中ほどに橋脚の残骸とは別にコンクリの基礎が見える。これが本来の林鉄の橋脚跡だ。
また足元にも流れに隠された四角い橋脚跡が見えた。さて、ここからは生の廃線跡だ。
いきなり隧道!ではなく、落石覆い(?)が現れる。
断面は左右非対称だ。実はこの上を何かが通っていたようだ。
藪がひどいのでこれは冬の写真。
上はこんな感じだが正確な情報がないのでここはスルー(笑)
ロックシェードを抜けて 角を曲がる。軌道跡だ。
すぐに崩落
高巻きで突破
振り返ると石垣
高巻きが難しい場所は河原へ。ウェーダー装備で水陸両用だ。
そして巨石がごろごろ転がる河原の向こうにそれらは現れ始めた。・・・・橋梁群はこれからでますよ(笑)
気田森林鉄道 4 コンクリート橋梁群 後編 へ続く