想定していたルートが氷結して通れなかったため、とりあえず対岸の隧道に近い場所を目指してみる。
見えた!上流側の坑口だ。葉が落ちている今だからこそ容易に見つけることが出来た。
下流側の坑門も角度がぎりぎりだったが確認することができた。 こうなるとなんとか対岸に渡りたいところだが、写真を撮った場所で谷底まで4~5mの崖になっており、それでもこの場所しか降りられるポイントがないと言わんばかりに黄色いロープが木にくくりつけられて垂れ下がっていた。
ここで同行のみずさんから降りようと提案があり、先に自分が長靴をバッグに入れて降ろそうとするもなぜかみずさんの長靴だけ川にダイブ、本人が慌ててマイロープで降りていくのを落とした私が写真撮影(笑)その後自分も無事下に降りることが出来た。
谷底に降りると坑門がはっきりと見えた。しかしなんつー立地だ。
下流側はどうしようもないということを再認識して上流側の坑門へ。ルートとして考えていた坑門の真下に来てみたが、岩盤に浅く土と枯れ葉が積もり凍り付いている。無理。もう少し離れた場所の路盤跡によじ登る。
正面から隧道を捉えた。見ての通り路盤は原形をとどめていない。
アップにすると支保工が見える。見えているのに手が届かない。
山梨の林用軌道に再戦 3へ続く