前回の探索から1週間後、再び尾上郷に降り立った。今回は前回探索済みの路盤をショートカットし、更に奥を目指す。廃林道を使い、撤退地点手前の桟道の地点から突入する。
引き返した(くなる)地点だ。
高密度の熊笹に突貫。
そんな中でもレールは続いている。
が、またもや廃林道に躍り出た。前と同じパターンだとすると・・
道路を横切った向こう側に橋台が見える。
レールが突き出ている。
ここから路盤が復活した。
小さいが築堤が築かれている。
レールも復活した。
ん?
んんん?
分岐だ!・・・分岐?
謎の分岐が現れた。雰囲気からして左が本線に見えたが、だとすると右は本線と川の間にしか行けないのだが・・
右はまるで下っているように見えるが、それだけ左が高度を稼いでいるということだろう。
この時は最奥部を目指していたため迷うことなく本線と思われる左に進んだ。
右の軌道跡。 本来ならば怪しい分岐などしらみつぶしにしていくところだが、何となく手間取りそうな感じがしたためパスした。
先を急ぐとする。
半ば枯れ葉に埋もれながらもレールは続いている。
激藪が出現。レールの方向を見極めながら強行突破。
地形から大まかに分かるとはいえ、迷いそうな藪を抜け更に進む。
岩の崩落地点をぬける。
時々埋もれたり、空を飛んだり、崩れたりしているが、敷かれたレール上を歩くのはやはり至福のひとときだ。
しかし、たまにはアクセントも欲しい。
・・・沢だ。
尾上郷森林鉄道 10 アマゴ谷支線 5 へ続く