なんか頭の悪そうなタイトルだがそれはさておいて。2013年11月、ここは栃木県の那須塩原市。そこの小蛇尾川沿いを走っていた小蛇尾(こさび)森林鉄道の探索を思い立った。当時すでに軌道について下流からのレポートが上がっていたのだが、釣りの記事だったと思うが上流部へのアプローチが出来そうなルートがあった。未知のルートに不安があったがそれ以上に好奇心が勝った。ただ、そこを使うには少々条件があった。
”この道路は4月30日~11月30日 8時~18時 上記以外は閉鎖になります” 立てられた看板と封鎖されたゲート。そう、ここは某サイトで有名になった塩那道路。
このゲートの向こうにアプローチ場所があるので午後6時までにここを出なければならないという時間制限があるのだ。そのため、ガッツリではなくさらりとした探索をするつもりだった。
8時になって管理の人がゲートを開けた。続けて侵入する。
おおおっ
11月の那須は素晴らしい紅葉だった。
土平園地という自然公園の駐車スペースに車を停める。
その先に歩行者もシャットダウンする最終ゲートが。まあ、こちらには用はない。
駐車場の横に立つ看板達。
その横が侵入ルートだ。ここを1km弱進むと小蛇尾川に出るはずだ。なぜかいた団体さん(登山者か?)をやり過ごし出発する。
最初は笹薮の緩やかな斜面を下っていく。
やがて谷となり
川が出来た。
頑張った木を横目に進む。
時々踏み跡らしきものがあった。釣り人か。
滝の落ち口に出た。
覚えていないが滑り落ちてはいないはず。
川は岩盤を削りつつ勢いよく流れていき
門のような岩壁の向こうに流れ込んだ。視界が開けた。
小蛇尾川に到着した。さて軌道は・・・
対岸(左岸)か
こちら側(右岸)か
まずこちら側を調べてみるが路盤の気配はない。
河原に降りると曲がりくねったレールが。軌道跡と確定した。
ならば対岸かと目を凝らすと
石垣が見える!軌道跡だ。
小蛇尾川森林鉄道上流部時限探索 2 へ続く