人生崖っぷち(物理)

森林鉄道、廃道、廃隧道など

釜川森林鉄道 2

f:id:msx4:20210719224042j:plain

薮に突入。緑が目に染みる。
 

f:id:msx4:20210719224426j:plain

 小さな沢になっているところはコンクリートでしっかり固められていた。

 

f:id:msx4:20210719224451j:plain

 コンクリート製の側溝みたいな水路が造られており、ちゃんと機能している。

 

f:id:msx4:20210719224534j:plain

 ああ、花が綺麗だ。(現実逃避)

 

f:id:msx4:20210719224557j:plain

 現実逃避してから再び前進する。

 

f:id:msx4:20210720003716j:plain

 場所によっては崖っぷちを進む。

  

f:id:msx4:20210720003733j:plain

 切通し。ここも崩れてなだらかになっている。

 

f:id:msx4:20210720003803j:plain

 珍しく草が生えていない綺麗な区間。しばしの平穏。

 

f:id:msx4:20210720003842j:plain

 これぐらいはまだ歩きやすい。

 

f:id:msx4:20210720003909j:plain

倒木を潜り抜け

 

f:id:msx4:20210720003946j:plain

3連橋脚!唐突にご褒美が現れた。
 

f:id:msx4:20210720004154j:plain

 沢などは無く、窪んだ傾斜地を木橋で渡っていたようだ。

 

f:id:msx4:20210720004214j:plain

 橋脚の上部。苔むした材木をボルトが貫通している。

 

f:id:msx4:20210720004346j:plain

 

f:id:msx4:20210720004405j:plain

 えも言われぬ味がある。なんて感想は家に帰って寝っ転がりながらPCを眺めていると出て来るもので、現場では構図や明暗を気にしながらひたすら無心になって写真を撮ってたりする(笑)

 

f:id:msx4:20210720004423j:plain

 反対側から振り返って。橋脚があっという間に緑に隠れてしまう。先を急ぐとする。

 

f:id:msx4:20210720211025j:plain

 次の沢では1本だけ木の桁が残っていた。がんばれ。

 

f:id:msx4:20210720211813j:plain

 なんかおどろおどろしい倒木が。

 

f:id:msx4:20210720211932j:plain

 大きめの沢に出た。ということは・・・(チラチラ見えていますが)

 

f:id:msx4:20210720212446j:plain

 

f:id:msx4:20210720212505j:plain

 橋脚が2本と橋台も残っている。これで橋桁も残ってくれているとちょーうれしいのだが流石にそんなことはない。時刻は12時をまわったところ。先はまだ長い。

 

            釜川森林鉄道 3 へ続く

 

釜川森林鉄道 1

釜川森林鉄道・・・・・宇都宮市の中心部を流れる1級河川、釜川のほとりにはかって森林鉄道が走っていた 

 なんてことがあったら面白いがそんな事実はありません。釜川で検索するとそちらのほうばかり出てくるのだが稀に見る構造をした河川で興味深かった。 話を戻すと釜川森林鉄道とは長野と新潟の県境を流れる志久見川の支流の釜川に沿って走っていた森林鉄道である。情報源は日本鉄道旅行地図帳の50万分の1地図。流石にこれだけだときつかったので色々調べると1件だけ古地図に破線道が描かれているのが見つかった。多分これだ。探索は2020年10月。軌道跡をたどり、目指すは長野県栄村の五宝木地区。そこまで行けば車道にぶつかるはずだ。

 

f:id:msx4:20210427185246j:plain

国道117号を曲がり志久見川の右岸を南下、最後の地区を抜けたあたりが上の写真だ。これより南に人家は無い。 

 

f:id:msx4:20210427185909j:plain

山に入る手前辺りで振り返った写真。 人の気配が薄いのが珍しく少し心細かった。

 

f:id:msx4:20210427191725j:plain

車でここまで来れたので脇のスペースに駐車し本格的に山の林道へと入っていく。

 

f:id:msx4:20210427232516j:plain

 天候はぎりぎり行けると思っていたが、時々強くなる雨と緑が生い茂る林道に最初から足取り重く歩くことになった。

 

f:id:msx4:20210427232653j:plain

 現行の地図に記載されている林道の末端近くまで来た。写真の黒い部分は石垣で手前は今歩いてきた林道。石垣の上は平場になっており、ここが軌道からトラックへと移し替えた土場で起点だと思われる。

 

f:id:msx4:20210427232909j:plain

 突き当たりまで来たが濡れた茂みが立ちふさがる。迷わず突貫。

 

f:id:msx4:20210427233057j:plain

 歩いてきた林道よりも狭い道。釜川森林鉄道の軌道跡に足を踏み入れた。

 

f:id:msx4:20210430000830j:plain

振り返って1枚。

 

f:id:msx4:20210427233334j:plain

 切通し。

 

f:id:msx4:20210427233512j:plain

 ちなみに写真を撮ったのはある程度軌道跡がはっきりしている場面で、生い茂った草で路盤が分かりづらいとかはましな方で、進むのにも苦労する場面がこの後何度も現れる。

 

f:id:msx4:20210429235332j:plain

 起点から20分ほどの地点で路盤が途切れた。谷と言うか窪んでいる・・・何かある。

 

f:id:msx4:20210429235443j:plain

 コンクリート製の橋脚だ。初めて目立った遺構が現れた。

 

f:id:msx4:20210429235519j:plain

 草に埋もれて分かりづらかったが、橋脚は一つだけだったと思う。

 

f:id:msx4:20210430094642j:plain

 渡り切ると反対側に橋台があった。草に埋もれて写真が撮りにくい。

 

f:id:msx4:20210430094718j:plain

 濡れた藪が延々と続く。

 

f:id:msx4:20210501162319j:plain

 切通し。崩れてV字谷のようになっている。

 

f:id:msx4:20210501163044j:plain

 かろうじて雨は止んだが草や灌木にそのまま突っ込むと雫で濡れてしまうので、細長い木の枝を振り回して草木にぶつけ水滴を落としながら進む。

 

f:id:msx4:20210501164152j:plain

色のついた何でもない花を写真に撮りたくなるほど草木の緑にうんざりする。 先はまだ長い。

 

            釜川森林鉄道 2へ続く

 

六厩川森林鉄道ワサビ谷支線の橋脚3 (完)

f:id:msx4:20210707013816j:plain

2020年5月、三度やってきました六厩川林道。前回の探索の後、軌道がどのように通っていたのか分からずに悩んでいたが、友人のゆたさんに相談した際ある助言をもらった。それは・・・
 

 

 

 

 

 

f:id:msx4:20210707223345j:plain

「そこはループ線ではないのか」と。(写真はイメージです)

 

恥ずかしながらそれを思いつかなかった私。しかし聞いたからにはすぐに確かめたくなった。が、その時は既に冬。積雪という敵を前にして雪解けの春まで待つしかなかった。そして5月になってようやく再訪することができたのであった。

 

f:id:msx4:20210707210408j:plain

 前回の崩落地点は大きな岩はどけたようだが、まだこんな感じ。追加分か?

 

f:id:msx4:20210707210429j:plain

 ワサビ谷へ到着。かなり葉っぱが落ちて視界が良い。

 

f:id:msx4:20210707210453j:plain

 着いた!

 

f:id:msx4:20210707210558j:plain

 半年以上の因縁に終止符を打つときが来た。

 

f:id:msx4:20210707210657j:plain

 対岸に平場らしきものが見える。

 

f:id:msx4:20210707211114j:plain

この季節になって、やっと路盤が視認できるようになった。 

 

f:id:msx4:20210707211125j:plain

懸念していた降下については 少し上流の地点であっけなく河原に降りることが出来た。下流の怪しげなロープを使わずにすんだ(笑)

 

f:id:msx4:20210707211436j:plain

 降りてみると林道の下に石垣があるのに気づいた。軌道の石垣が残っているのだ。

 

f:id:msx4:20210707211517j:plain

 対岸の傾斜が緩いところをなんとかよじ登る。

 

f:id:msx4:20210707211539j:plain

 到着!ワサビ谷支線の手つかずの軌道跡だ。

 

f:id:msx4:20210707211615j:plain

路盤上にはワンチャンあるかと思ったが、レールなどは残っていなかった。あっても埋もれてそうな状態だし。そして ループ線だとすると橋脚の上流でもう一度橋を渡っていたはずだが、両岸とも橋台や橋脚は確認できなかった。

 

f:id:msx4:20210707211803j:plain

短い距離だが探索開始だ。

 

f:id:msx4:20210707211833j:plain

土砂が堆積した傾斜地を進む。 

 

f:id:msx4:20210707211855j:plain

小さな切通しの向こうが橋台跡だ。 

 

f:id:msx4:20210707212108j:plain

橋台跡から 橋脚越しに林道を見る。ここに立つまで長かった。

 

f:id:msx4:20210707212144j:plain

 何もないと思っていたが橋台のボルトが残っていて少し驚いた。

 

f:id:msx4:20210707212201j:plain

 いい眺めだ。

 

f:id:msx4:20210707212418j:plain

撤収~

 

f:id:msx4:20210707214807j:plain

改めて下から見るとすごいところに建っている。というか枝が邪魔で写真が撮りにくい。

 

f:id:msx4:20210707214306j:plain

最近になって別々の方から別々の本にこの場所の写真が載っているのを教えてもらった。それを見ると橋脚は3本あり、木製の方丈橋が架かっていたようだ。また、本来の路盤は林道の下に埋められてしまったようだ。

f:id:msx4:20210707215003j:plain

略図にするとこんな感じ。あと林道の上の路盤は登れなかったので何もないだろうけど少し心残り。

 

f:id:msx4:20210707215149j:plain

何はともあれ謎が解けた。まあ、奥地になるほど整備されてて行きやすい森林鉄道跡なんて変わり種でなければ何度も来なかっただろうが。

f:id:msx4:20210708013935j:plain



        六厩川森林鉄道ワサビ谷支線の橋脚 (完)
 

            参考文献 国有林森林鉄道全データ中部編

            スペシャルサンクス ゆたさん 小坂森林鉄道研究会さま

 

六厩川森林鉄道ワサビ谷支線の橋脚 2

f:id:msx4:20210628211943j:plain

 前回の探索の一カ月後、2019年10月。再び六厩川に足を踏み入れた。軌道はどのように通っていたのか、そしてあの対岸は?・・・。

 

f:id:msx4:20210628212026j:plain

 と、意気込んで来たものの、思わぬアクシデントが。崖崩れにより林道が落石で埋まっていた。幸い徒歩ならば越えられる程度だったが、重機が必要なレベルだった。恐る恐る速足で突破する。

 

f:id:msx4:20210628212113j:plain

 ワサビ谷の出合いに到着。前回よりも少し緑が色づいている。

 

f:id:msx4:20210628212237j:plain

 それに多少なりとも葉が落ちて視界が良くなっていればと期待したが・・・うーん?

 

f:id:msx4:20210628212308j:plain

それと気になっていた点をチェックする。写真は橋上から振り返ってみたところ。写真の左側がワサビ谷の左岸、上流を向くと右側に当たるわけだが、そこに路盤らしきものは見受けられなかった。

 

f:id:msx4:20210628212411j:plain

 予想図を描くと、上側が上流で茶色が林道、赤い四角が橋脚、赤線が軌道跡予想である。ワサビ谷出合の左岸側に路盤がないということは、軌道は➁の右岸から橋脚地点で左岸に渡っていたと推測されるのだが・・・

 

f:id:msx4:20210628212815j:plain

 林道を歩くが10月じゃまだまだ視界が悪い。もしかしてと対岸を観察しながら歩くが路盤らしきものは見えない、というか葉っぱが邪魔でよく分からない。

  

f:id:msx4:20210628212832j:plain

それと河原に降りられそうな場所も探しながら歩いたのだが、橋脚よりもかなり下流の場所しか見つけられなかった。なんとか対岸に渡りたいのだが。

 

f:id:msx4:20210628212932j:plain

 

f:id:msx4:20210628213156j:plain

 1カ月ぶりの橋脚。しかし残念ながら対岸はまだはっきりと見えない。

 

f:id:msx4:20210628213253j:plain

それともう一つ。林道の路面に対して橋脚が高い。最初は林道工事時に軌道跡を掘り下げたのかと単純に考えていたが、山側の斜面をよーく見てみると

 

f:id:msx4:20210628213402j:plain

 なんとなく平場が見える。ここに架かっていたのが木製の方丈橋だとすると高さ的にもちょうど合う。軌道跡に間違いないと思ったが、わずかに残る平場は上流に続いている。そして数十メートルで林道に削られながら合流している。おかしい。先ほどの略図では➁番だと思ったが、この軌道跡を見る限りではここでこちらの右岸に渡った①番が正しいことになる。どういうことなのか?

 

f:id:msx4:20210701204622j:plain

 現時点で確定した情報によると上図のようになる。なるのだが下流のつじつまが合わなくなる。下流にもう一本橋があったのか?せめて対岸に渡れればもう少しはっきりするのに渡るめどが立たない。

しかし探索後、友人のゆたさんにこの橋脚のことを話したところ、ある可能性を指摘された。

          「それは・・・・ではないか?」と

 

         六厩川森林鉄道ワサビ谷支線の橋脚3 へ続く

六厩川森林鉄道ワサビ谷支線の橋脚 1

 

f:id:msx4:20210623001039j:plain

2019年9月。 ここは岐阜県高山市荘川町、六厩川林道のゲートだ。今回の目標は六厩川森林鉄道の最奥に位置するワサビ谷支線。通常、森林鉄道の探索は起点から終点、川沿いならば下流から上流へと辿っていくことが多いが、この軌道跡はアプローチに関してだが上流側からの探索となる。上流側を幹線道路が通っており、林道もワサビ谷まで2,3kmの地点まで車で入ることが出来るからだ。(写真のゲートまで)

 

f:id:msx4:20210623001215j:plain

 林道は六厩川に沿って延びている。ちなみにこの林道は途中で大原谷林道との分岐を越えると廃道化していく。(2021年6月現在で崩落やがけ崩れが何カ所も起こっており私はそこで撤退した)そしてその先にあるのが例の ”六厩川橋” である。

 

f:id:msx4:20210623001232j:plain

 ここはワサビ谷出合いに架かる橋。本線は橋を渡って真っ直ぐ進み、右に曲がればワサビ谷の林道だ。

 

f:id:msx4:20210623001257j:plain

 橋上からワサビ谷を望む。季節の所為で緑が濃く視界が悪い。

 

f:id:msx4:20210623001319j:plain

 立て札。六厩川二級林道と書かれている。

 

f:id:msx4:20210623001339j:plain

 これがワサビ谷の林道入口。ざっと見た感じ軌道の路盤を改修して車道に転用したパターンか。

 

f:id:msx4:20210623001411j:plain

 普通の林道なので当たり前だが林鉄探索としては面白みがない。分かっていたことだが。

 

f:id:msx4:20210623001448j:plain

と、思っていたら谷にそそり立つ黒い影が。岩?いや・・・橋脚だ! 

 

f:id:msx4:20210623001530j:plain

 てっきり林道がそのまま軌道跡だと思っていたが、橋脚があるということは谷を渡っていたのか。対岸は木々のせいでよく分からない。流石に時期が悪すぎた。

 

f:id:msx4:20210623001941j:plain

 このあたりは深く、切り立った谷のため簡単に川底には降りられないように見えた。対岸に行くのは厳しそうだ。 はたしてここで対岸に渡っていたのか、それともこちら側に渡っていたのか。

 

f:id:msx4:20210623002027j:plain

 とりあえず更に上流を目指す。

 

f:id:msx4:20210623002202j:plain

 滝?と一応言えそうな滝があった。

 

f:id:msx4:20210623002223j:plain

 橋というか堰堤で対岸に渡る。しかし、渡った対岸から下流へ向かう道の跡は無かった。ということは橋脚の地点でこちらに渡っていたのか?それとも・・・

 

f:id:msx4:20210623002251j:plain

ちなみに堰堤の直下はきれいなブルー。水遊びをしたくなるような淵になっていた。

 

f:id:msx4:20210623002409j:plain

 ここで撤退。なぜなら見晴らしがいい分、目ぼしいものが見えなかったから(笑)

 

f:id:msx4:20210623002429j:plain

 地元の住民に監視されながら帰路につく。単純に見えたワサビ谷の軌道跡がこの後しばし頭を悩ますこととなった

 

        六厩川森林鉄道ワサビ谷支線の橋脚  2 へ続く

 

         参考文献 国有林森林鉄道全データ中部編

 

久原鉱業所の木材搬出用軌道 FILE 10 (完)

f:id:msx4:20210609232902j:plain

前回の探索から半年後、2019年4月に四たび小渋川に降り立った。目指すは前回撤退した地点だ。
 

f:id:msx4:20210609232931j:plain

 というわけでいきなり前回の撤退地点だが、見た目に反して崩落はあっけなく通り過ぎることが出来た。

 

f:id:msx4:20210609233108j:plain

 あとはどこまでダムに近づくかが問題だ。比較的なだらかな路盤や

 

f:id:msx4:20210609233228j:plain

 土砂の堆積でデコボコの路盤や

 

f:id:msx4:20210609233244j:plain

 路盤はどこ?と突っ込みたくなる斜面を抜けていく。

 

f:id:msx4:20210609233307j:plain

 切株・・・ではなく木の電柱の跡だ。後述するがこれは軌道時代のものではないようだ。

 

f:id:msx4:20210612221122j:plain

更に進む。

 

f:id:msx4:20210612221214j:plain

ダムが段々大きくなってきた。

 

f:id:msx4:20210612221310j:plain

f:id:msx4:20210612221408j:plain

一部石垣が残っていると思いきや、よく見たら橋台であった。小さな橋(桟道?)が架かっていたようだ。

f:id:msx4:20210612222133j:plain

f:id:msx4:20210612222155j:plain

碍子(電線や電話線の接点の絶縁体)だ。年号は1964-昭和39年。小渋ダムの工期が1961から1969なのでその時の工事用のものだろう。

 

f:id:msx4:20210612225050j:plain

しばらく進むともう一つ電柱跡を発見。電気用か電信用かは分からない。

 

f:id:msx4:20210612225626j:plain

まだ数百mの距離があるが、どこまでがダム施設の敷地か分からない。ありえないことだが見つかって咎められないかと少しびくびくしていた。

f:id:msx4:20210612230402j:plain

近づくといろいろと見えてきた。これは発電用の導水管か?

f:id:msx4:20210612230436j:plain

堰堤直近の軌道跡。行ってみたいけどここは許可降りんだろうな。 

 

f:id:msx4:20210612230527j:plain

ゲートとコントロールルームかな?なんにせよ通常では見られない角度だ。 

 

f:id:msx4:20210612230546j:plain

また道が荒れてきたところで撤退することにした。現役施設敷地内へ侵入する気はないし、ヘタレた精神で危険個所を進む気にはなれなかった。

f:id:msx4:20210612230740j:plain

万が一にも見つからないうちに撤収~

f:id:msx4:20210612230755j:plain

 ふと対岸を見るとガチガチの法面工事が見えた。

 

f:id:msx4:20210612230822j:plain

 ふと足元を見ると黄色い花が咲いていた。これだけ視界が良いということは逆もまたしかり。  深淵をのぞく時深淵もまたこちらをのぞいているのだ というやつか。

 

f:id:msx4:20210614110556j:plain

 という訳で反対側にやって来た。要は探索後のお遊びである。

 

f:id:msx4:20210614110806j:plain

 こちら側から見るとよくあんなとこ歩いていたなと思う。左の白い岩壁は名前がついていそうだ。

 

f:id:msx4:20210614111230j:plain

 目標を確認。

 

f:id:msx4:20210614112429j:plain

 この後軌道跡は発電所とダムを通り過ぎダム湖の中へと消えていく。

 

f:id:msx4:20210614143558j:plain

f:id:msx4:20210614160733j:plain

 そして現松除橋と湖底に残る旧松除橋の先代である木製の松除吊橋で左岸から右岸に渡り、小渋川から支流の青木川沿いの製材所を目指している。

 

f:id:msx4:20210614162548j:plain

製材所から更に奥地の安康の土場(安康と名の付く場所が安康露頭しか確認出来ず正確な終点は不明)まで軌道は延びていたらしい。概ね現在の152号線に沿ったルートだと思われる。

 

             久原鉱業所の木材搬出用軌道   完

 

 

   参考文献 大鹿村

        

久原鉱業所の木材搬出用軌道 FILE 9

f:id:msx4:20210601084559j:plain

難所を抜け、左側以外は平穏な軌道跡を進む。
 

f:id:msx4:20210601084639j:plain

振り返ってみる。よくこんなところに軌道造ったなあと思う。

 

f:id:msx4:20210601084732j:plain

む、2つ目の・・・
 

f:id:msx4:20210601084744j:plain

 横穴だ!ホースのように見えるのは木の根っこだが、ほんとにここなんなんだろう?

 

f:id:msx4:20210601084844j:plain

 疑問はさておいて、ともかく先を・・・

 

f:id:msx4:20210601084902j:plain

 ・・・・・・・またか。

 

f:id:msx4:20210601084934j:plain

 ・・・・・・なんとか突破。たのむからこれ以上はやめてほしい。

 

f:id:msx4:20210601085200j:plain

 戻るのがだんだん嫌になってきた気もするが前へと進む。

 

f:id:msx4:20210601085548j:plain

パラシュートつけて飛び降りたら帰りが楽だろうなと思ったり。

 

f:id:msx4:20210601085700j:plain

そして何度目かのカーブを曲がると
 

f:id:msx4:20210601085735j:plain

 木々の向こうに小渋ダムの白い堰堤が大きく見えてきた。

 

f:id:msx4:20210601085753j:plain

 ようやく初訪問の冬に小渋ダムから眺めていた場所へと到達できた。

 

f:id:msx4:20210601085815j:plain

 小渋ダムインフォメーションセンターが見える。

 

f:id:msx4:20210601090002j:plain

 ロープ?なぜ、何の用途でこんなところにあるのか。

 

f:id:msx4:20210601090022j:plain

しばらく進むと崩れ落ちた岩が行く手を塞いでいる。ちょっと面倒そうだ。

 

f:id:msx4:20210601090049j:plain

 岩の前方も怪しそうだったのでここまでとする。時間にゆとりをもって撤収。

 

f:id:msx4:20210601090308j:plain

 謎の魔法使い(笑)

 

f:id:msx4:20210601090331j:plain

目安をつけておいた急斜面を降りたり登ったりして 例の難所を回避。体力と時間に余裕があれば集中力が下がる帰路は可能な限り安全策をとる。ちなみに判断力も残しておかないとえらい目にあう、というかあったことがある。暗闇の沢下りとか。

 

f:id:msx4:20210601090405j:plain

 渡河地点まで戻って来た。残るは到達したらアウトだと思うグレーゾーンのみだ。

 

      久原鉱業所の木材搬出用軌道 FILE 10 へ続く