人生崖っぷち(物理)

森林鉄道、廃道、廃隧道など

紀伊半島の森林鉄道・林用軌道群④ 亀谷森林鉄道 5

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謎の金具は気になったが、それ以上に気になったのが前方だ。路盤の痕跡が見えない。

 

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少し進んでみたがどう見ても路盤はない。百歩譲って木製桟道の作業軌道・・・もなさそうだ。 

 

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 どうやら路盤は金具を見つけた地点(写真)が終点だったようだ。戻った後、念のため上方も見てみたがインクラインらしきものもなかった。が、先ほど見つけたあの金具からワイヤーが川の方へ延びていた・・・

 

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 川向うに延びるワイヤーの網目。吊り橋か!・・・吊り橋?

 吊り橋だと軌道は渡っていないのか?吊り橋の林鉄橋もあるがこの細いワイヤーを見るとトロッコが渡っていたとは思えないのだが?

 

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 とりあえず対岸に渡るために河原に降りる。

 

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 谷を跨ぐワイヤー群。選択肢としては

①トロッコが渡れる軌道用の吊り橋

➁人道橋の吊り橋

③実は木橋があったがあとかたもない。吊り橋はその後架けられた。

 

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 下にレールが1本落ちていた。

 

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 対岸にそそり立つ2本のレールにからむようにワイヤーが延びていた。

 

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 橋の対岸に当たる位置はこんな風に浅い掘割になっていた。

 

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 ボロボロになった木の支柱の残骸が残っているが原形を留めていない。そして中にそそり立つ柱からここを軌道が通っていなかったということが分かる。やはり➁の人道橋が正解か。

 

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 そしてちょっとした広場が広がっている。

 

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 遺留物から宿舎か作業小屋があったのではと思われる。土場も兼用か?

 

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 ちなみにこの場所は本流と沢が交わる角の部分になるが、ここへは唯一吊り橋だけが通じている。

 

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 レールはあったが本来の用途ではなく何かの部品や建材に使われた感じだ。ここを拠点として伐採、軌道まで木馬道や架線(ワイヤーによる吊り下げ輸送)などで運ぶ、と妄想ははかどるが、手元に全く資料がないので想像の域を出ない。資料か証言が欲しい。

 

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そして撤収時にしばらく河原を歩いたのだが、レールを何本も見かけることになった。軌道は吊り橋の地点まで出来ていたと見て間違いないだろう。ただ、未確認だが中津川に入るもっと手前で工事が中断されたという話もある。やはり資料か証言が欲しい。

 

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 あとは帰るだけ、といいながら行きとは違った光景をパシャリ。

 

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 警告の看板は流用品だった。

 

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 1時間強で遊歩道入口まで戻って来た。1本道で距離もそこまで長くはないが、ここに来るまでが大変な物件でした。

 

      紀伊半島の森林鉄道・林用軌道群④ 亀谷森林鉄道 完

紀伊半島の森林鉄道・林用軌道群④ 亀谷森林鉄道 4

 

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 レールだ。僅かに顔を出している。 

 

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 やはりレールが残る軌道跡は好ましい。

 

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 小森谷に沿って走っていたこの森林鉄道は途中で西から合流する中津川沿いに入っていく。そのため途中で左に曲がるわけだ。何が言いたいかと言うとどの写真のあたりで中津川に入ったのか記録をつけていなかったので全然わからない。

 

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 また沢が見えてきた。

 

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 振り返ると橋台が見える。

 

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 そして上流側にも橋台が残っている。と、その向こうに何か残っている。

 

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 人気に注意、とはなんぞやと最初思ったが、火気に注意だった。田辺営林署の文字が見える。

 

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 更に前進する。路盤はだいぶ荒れている。

 

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 2本目のレールを見つけた。

 

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 もしかしたらそこそこレールが埋まっているのかもしれない、とこの時は思った。

 

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 前方が明るく見える。廃道でこれは嫌な予感。

 

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思った通り大規模な崩落が起きていたので一旦河原に降りる。

 

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 一緒に崩れてきたと思われるレールが落ちていた。

 

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崩落地点を越え更に前進する。

 

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 遊歩道の入り口から撮影しながら歩くこと2時間15分。

 

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複数のワイヤーが付けられた鉄のパーツが落ちていた。これは?

 

     紀伊半島の森林鉄道・林用軌道群④ 亀谷森林鉄道 5へ続く

紀伊半島の森林鉄道・林用軌道群④ 亀谷森林鉄道 3

 

ここからは自己責任で。あと、記憶が風化しつつあるのでコメントに関しては間違ったことを言っている可能性があります。あしからず。

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大阪営林局の看板だ。
 

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 今までと同じような道が続いているがこちらは”半ば”廃道だ。

 

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 前方に谷が見えてきた。

 

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 岩盤をえぐって急角度の沢が流れている。行けるか?

 

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 振り返った1枚。正面突破出来たようだが記憶にない。簡単に行けたのか?

 

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 ロープが張ってある。林業用か登山用か?ともかく地味に手が加わっている。

 

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土砂の堆積で斜めになっている箇所がある。難易度は低い。

 

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足元を覗くと立派な石垣が。路盤上を歩いていて1番見逃しやすい土工だ。

 

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所々ロープが張ってある。

 

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また沢がある。さっき程険しくはない。
 

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 谷間で写真撮るぐらいの余裕があったみたいだし。

 

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 2つ前の写真だとわかりにくいが、上流側に橋台が残っている。

 

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 場所によっては路盤が消え、僅かな踏み跡しか残っていない。

 

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 小さな切通し。

 

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 橋台が残る。(上流側より望む)

 

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 !! 枕木だ!残っているとは思ってなかったがやはりかなり朽ち果てている。埋もれて残っている可能性はあるが、地表にでていたのはここだけだった。

 

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 崩落してわずかな踏み跡しか残っていないところもある。

 

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 普通の山道っぽいところがあれば

 

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少し整備すればレールが引けそうな平らなところもある。

 

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浅い切通し。 

 

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 水量がある沢が前方に見えてきた。

 

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 渡るのは簡単だった。見上げると小さな滝があった。なぜかこういうのを見ると写真が撮りたくなる。

 

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 あと、こういう低い石垣も好みだ。

 

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 苔むした石垣を横目に歩いていると

 

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 あっ

 

     紀伊半島の森林鉄道・林用軌道群④ 亀谷森林鉄道 4へ続く

 

紀伊半島の森林鉄道・林用軌道群④ 亀谷森林鉄道 2

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 いかにも軌道跡という感じの道が始まった。

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 石垣と木橋だ。

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 苔むした石垣は林鉄時代のもので白い石垣と木橋は遊歩道化で後付けされたものか。

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 切り取り工の岩壁の下を進む。

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 少し分かりづらいが遊歩道は中央に見える木橋まで下って、向こうに見える軌道跡まで登っている。元は木橋があったのだろう。この距離の路盤がごっそりいったとは思えないが。

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 木橋から眼下に河原が見える。

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 来た方を振り返ると降りてきた石段が見える。後付けのはずだがいい感じに苔むしている。

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 木製桟道の残骸があった。林鉄時代のものだ。

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 こちらもそうだ。流石に現存は難しいが、わずかでも残っていてくれると分かることもある。もちろん専門家が(笑)

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という看板があった。

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 今度は吊り橋が架かっている。

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土砂に押しつぶされつつある遊歩道。

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2つ目の吊り橋。立地が険しい。

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三つめ。落葉が積もっているとなんとなく廃橋っぽく見える。

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小さな切り通し。

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 木製方丈橋。簡素な造りだが好みだ。

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 大型の見事な切り通し。カーブを描いている。

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 どうやら地図にあった分岐のようだ。遊歩道はここで右に下っていくが軌道は間違いなく真っ直ぐだろう。

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 はてさて。どうするか?

 

       紀伊半島の森林鉄道・林用軌道群④ 亀谷森林鉄道 3 へ続く

 

紀伊半島の森林鉄道・林用軌道群④ 亀谷森林鉄道 1

2016年10月に探索した亀谷森林鉄道は高野山のちょっと南にある森林鉄道だ。

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高野山から国道371号線を南下し、和歌山県田辺市龍神村で左折して右に行く。(ループ橋)

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日高川沿いに進むこと数キロ。

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小森谷渓谷へと入っていく。

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この小森谷遊歩道こそが亀谷森林鉄道の軌道跡だ。

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この日は午後遅くに現地入りして、とりあえず 車で行ける限界を探るため2代目シビックで突貫するが、前方・・・

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バイクは行けるが車は無理と言う感じに土砂で埋もれている。

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川向うにこの小森谷に注ぎ込む谷が見える。名前は ”亀谷” 。この軌道の名を冠しているが軌道は通っていないと思われる。(未確認)

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 香ばしい仮設橋っぽいのが見えたが接続が分からなかったのでパス。とりあえず駐車場所だけ確認してこの日は撤退。

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 今夜のお宿の道の駅。

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 軌道に関して言及していなかったが林業の道具が展示されていた。

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 翌朝、土砂崩れの手前に車を止めて歩きだす。

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 広場に着いた。ここが遊歩道の起点だ。

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 別の林道に接続するまでの3kmが遊歩道として紹介されているが、よーく見ると道の分岐がある。はて?(笑)

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 いざ、出発だ。と言っても遊歩道化されているのでそこまで難易度は高くないはずだ。

 

     紀伊半島の森林鉄道・林用軌道群④ 亀谷森林鉄道 2へ続く

尾上郷森林鉄道 13 ダム湖に沈んでいた軌道跡 尾神橋直下

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3月19日。ここは尾上郷川の出合いに架かる尾神橋の北側。前回見忘れてしまった尾神橋付近の路盤の状況を確認しに来た。と言ってもとりあえず撮っておこうぐらいの感覚で、ロングショットの写真を何枚か撮って満足してしまった。それが最大のミスとも知らず・・・

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家に帰って写真をチェックしてみた。前回探索したあたりをアップにしてみると前回見つけた石垣のそばにもう一つ石垣があるのが確認できた。見逃していたか。

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 前回見えなかった地点まで視線をずらすと、こちらにも一カ所石垣が残っているのを確認出来た。あと、ぼんやりと軌道跡のラインが見える。

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 これが軌道跡になるのだが本当に痕跡が少ない。

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 そのまま左、下流方向を撮った写真をチェックしてみるがこの辺はなにもない。

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 橋の右側。

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 と橋の左側の写真。期待していた貯木場はまだ見えない。

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 最後に橋の下あたりを撮った写真をチェック。(2つ前の写真より少し拡大して撮影)・・・む?写真の右側を拡大すると

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 おお、ここにも石垣が残っている。ここが路盤か・・・いや、まて!?

 

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この石垣の角度だと右の尾根にぶつからないか?まさかここにも隧道が!? 

 

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すると右の方の暗がりも怪しく見えてきた。まさか、ねぇ・・・

 

 しかし残念ながら撮った写真はこれだけだった。なぜもっと近くや別角度で撮らなかったのか。はやる気持ちを抑えながら次の休みの23日を待ち焦がれた。が、

 

御母衣湖の水位が上昇し始めた。

 

 うそでしょ!?雪解け水の流入に備えての渇水期が終わってしまったのか?なんつうタイミングだ! ・・・ほどなく水位の上昇は止まったが、19日訪問時より” 4m ”水位が上がってしまった。

 

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 あきらめて静かな気持ちで臨んだ23日。尾神橋の南側から見下ろした例の場所。雪が降ったようだ。

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これが 

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 これだ。石垣は完全に水没している。うん。わかっていたけどね。

 

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ちなみに暗がりのほうは・・・うーん、何とも言えない。 が、微妙だ。

 

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 正直、尾根の部分は隧道の可能性が高いと思った。この鋭い尾根を回り込んでいたとは考えにくい。逆に暗がりのほうは可能性が低いと思う。写真で見る限りこの角度では山側に突っ込んでしまう。それに小黒谷ではちゃんとしたコンクリートの坑門だった。こちらは素掘りというのも違和感がある。でも、どうせなら2連隧道のほうがうれしい。

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 できれば間近で見たいところだが、黄線の位置の林道からここに降りるのは流石に無理無茶無謀だ。ならばボートはと調べてみたが尾神橋付近は進入禁止区域だった。まあそれ以前に水没しちゃってる訳だし、そもそも埋もれてるし。

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対岸の更にむこうにある、かの六厩川橋に比べ遥かに近く、限りなく遠い目の前だ。 

 

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橋の下に降りてみた。 

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 やはり横からの接近は無理だ。

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 せめて石垣が水没していなかったらもう少し確信がもてるのだが、19日の行動がつくづく悔やまれてしまう。1年は長い。今春もう一度水位下げてくれないかな。

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 この数メートル下に軌道跡がある。

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 水面ギリギリからの景色。この水面の少し下をトロッコが駆け抜けていたのだ。

 

 後は出来れば当時のことを知る人に話を聞きたいものだ。隧道はここに

 

あったのか。

 

    尾上郷森林鉄道 13 ダム湖に沈んでいた軌道跡 尾神橋直下 完

 

尾上郷森林鉄道 12 ダム湖に沈んでいた軌道跡 

2月末に異動のため引っ越しをすることになったが、どうせならと通り道の荘川、というか尾上郷に寄っていくことにした。確かこの時期になると雪解け水の流入に備え御母衣湖の水位が下がり、尾上郷森林鉄道の貯木場が姿を現すと教えてもらったことがある。運がよければ見えるだろうと、ついでに小黒谷の隧道を見に行くことにした。

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という訳で林道の入り口についたが、ご覧の通り厚い残雪に覆われている。が、あらかじめこのことを知っていたのでぬかりはない。

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スノーシュー装着済みだ。どうでもいいが福井のスポーツショップで最初かんじきありますかと聞いたら店員のねーちゃんに通じなかった。なしか。(大分弁)

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で、肝心の水位だが下がってはいたが貯木場が姿を現すほどではなかった。それでも通常時に比べれば低いので今まで見れなかった景色が拝めそうだ。

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とりあえず隧道を目指して林道を歩き始める。

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 いつもならこのあたりもダム湖の一部と言う感じなのだが、だいぶ水位が下がっている。

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 林道から覗きこんでも軌道跡がはっきりしない。

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 対岸に橋台らしきものが見え一瞬ドキッとしたが、どうやら自然石のようだ。

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 ようやく小黒谷へ到着。橋上も厚く雪が残っている。

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 一番右の木の下に雪に埋もれた隧道の坑門がちらりと見えている。しかし水がないと意外と高い場所に軌道があったことが分かる。

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訪問して 一番水位が高かった時の写真。(2019年10月)全然別の場所に見える。

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 それでは隧道の中へ・・・といきたいところだが、さすがに今回はあきらめた。

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 さて、水が引いた軌道跡はどうなっている?

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 橋から少し戻ったところで降下する。雪が積もっていて分かりずらいが、ここは路盤の石垣が露出している。

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 崖の真ん中の雪が積もった場所が軌道跡。

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 レールが見える。

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 さて、下流はどうなってる?

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このあたりは 形ではっきりと軌道跡と分かる。

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 ここも石垣が露出している。なぜだろう?石垣があると雪が溶けやすい?

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 しかしその先は完全に路盤が消失している。普通の斜面だ。

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 さっき林道上から見た対岸は平地が広がっているが、川幅がちょっと広いので渡っていたとは思えない。

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 やはりこちら岸か。しかし・・・

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 路盤など影も形も・・・

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 残って

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 いた!ほんの少しだけ石垣が残っている!

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 それ以外は何も見当たらない。埋まったり浸食されたりしてあとかたもない。

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 その先は・・・いや、まさか・・

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 あったよ石垣!ほんの、ほんの少しだけ残っていらっしゃる。

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 ということは、まさかと思ったが、なんとなく1本の線に見える地形が軌道跡で間違いない様だ。

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 これ以上は無理。夏ならまだしも今、川に墜ちたら命にかかわるのでここで撤収。それにしても石垣が残っていなかったらとても軌道跡とは思えない荒れっぷりだ。この先の貯木場までの軌道跡も似たような状態だろう。しまった。降りられなくても尾神橋から見てくりゃよかった。

 

       尾上郷森林鉄道 12 ダム湖に沈んでいた軌道跡 完