2024-01-01から1年間の記事一覧
今年1年を振り返って。 割と気に入っている一枚。長野県松本市。 意図せず見つけた物件の中では今年のベスト。石川県羽咋市。 ここも思った以上に良かった。岐阜県七宗町。 不意打ちで遭遇して嬉しかった場所。長野県松川町。 来年こそは。「 」 何気に近所…
軌道跡を軽やかに進む。さっきまでのインクラインと比べると天国のようだ。 1ヵ所だけ路盤が大きく崩落した場所があった。高巻きをして回避する。 崩落地点以外は部分部分に石垣もあり、路盤自体はしっかりしている。 どちらかというと崩れてきた土砂が路盤…
頂上が近づいてきたところで苔むした石垣を発見。ここを通っていたのか。 こんな感じにレールが敷かれていたのだろうか。 ここからは緑(熊笹)が増えて明るく開けている。谷間から尾根へと出ようとしているのだ。 ついでにもう1本レールを発見。 これも外…
田立森林鉄道は現在の長野県南木曽町に存在していた森林鉄道だ。木曽地方に数多ある林鉄の一つでもある。 話は変わるが林鉄の名前を冠する田立という場所には、田立の滝という有名な滝がある。といっても単体の滝ではなく、大滝川にある無数の瀑布を総称して…
仕事と探索疲れのため、少々お待ちください。 504m。まだ1段目。
軌道、古道、隧道、橋梁とこの辺は定番の題材だが、今回はちょっとひねって ”壁” を取り上げてみる。場所は福井県大野市。 山々とそれらに囲まれた盆地で形成されている大野市。 その大野盆地の南西に位置する黒谷という地域。集落の山手のほうに登っていく…
富山県高岡市の五位ダム。視覚的には能登半島の付け根の真ん中へんにあるロックフィルダムだ。地理院地図を眺めていたときに、ダム湖沿いの道が目を引いた。 ご覧の通り下流側はダム湖に消え、上流側は破線になって消えている。ダム建設以前の旧道で間違いな…
先日ネットに載ったとある記事を見て、急遽見に行くことにした物件。幸い、割と近所だったので探索に不向きな雨天を利用して訪問してきた。 ここは天竜川の右岸に広がる丘陵地帯。風雨にさらされながら細い道に入り進んでいく。 目的地の手前に墓地があった…
帰路の途中、その1で出てきた川がΩカーブしている場所で、ふと車道の下に気がついた。 石垣で出来た橋台が見えた。ここは橋か桟橋で越えていたようだ。 そして七宗森林鉄道偽名所の2。人面岩。 と、ネタっぽく書いたが、これは空ふさがりにもあった支柱の…
事前に写真を見たとき、静岡の六枚屏風を少し思い浮かべた空ふさがりに到着した。 空ふさがりの入口で左岸ー向かって右側-に渡り 水平と垂直、共に優美なカーブを描きながら、通り抜けていく。 そしてその足元を勢いよく流れていく。 あわよくば下に降りよ…
岐阜県加茂郡七宗町。ここに七宗森林鉄道があった。そして一つの遺構が名を馳せている。 空ふさがり、と書かれた看板がある。これが今回のメインの目標だ。この空ふさがり、公的な観光案内やツーリングの雑誌などで紹介され、森林鉄道の遺構としては割と一般…
2つ目のトンネルを通った後、次のトンネルを見に行く。実は1つ目のトンネルにほど近い場所にあったのだが、前編にあった倒木で順番を変える羽目になったのだ。そしてこの3つ目のトンネル、ささやかだが見てみたいと思う理由があった。 これが今回探索した…
以前、軌道探索を行った長野県松川町の小渋川。 久原鉱業所の木材搬出用軌道 FILE 1 - 人生崖っぷち(物理) その付近の地理院地図を眺めていると、南側の松川町と豊岡村の境に間沢川という川が流れており、そのあたりにいくつかトンネルのマークがある…
現国道459号で峠を越えて奥川流域の集落に入る。まずは水分補給と自販機でスポドリを買おうとしたら食料品店のおばあちゃんが店内の方が安いと教えてくれたので、ありがたく購入する。すると、空き家を調べに来たのかと聞かれた。ちょうど調査員が来てい…
喉の渇きに耐えながら前進する。なぜなら1kmに満たないうちに現道と交差するはずなのだ。そうなれば車道を通ってあっという間に車に戻ることが出来る(フラグ) 沢だ。空になったペットボトルに水をくむ。しかし湧き水でなく普通に流れてきてる水だ。水源地…
今すぐ頭上の軌道跡らしき石垣にとりつくのを我慢し、通り抜け不可の看板まで戻ることにした。それはこの辺が怪しいと思ったからだ。 基本、トロッコは山から木を載せて自重を利用して下ってくることが多い。が、この先は山に向かって下り坂になっている、つ…
なかなか筆が進まず遅くなりました。 ここは福島県のJR徳沢駅。新潟県との県境に位置するこの駅のそばに奥川森林鉄道の起点があった。 この手前までは一車線だったのだが、駅前だけ二車線で広々としている。 駅の正面には旅館(左側)と商店【右側)があった…
突然だが、富山県最大の港、富山新港は 県営渡舟=越ノ潟フェリー(無料)と 新湊大橋(車、徒歩)で渡ることが出来る。 では同県黒部市生地の黒部漁港は? タイトルであるこの橋、生地中橋で渡っている。これは海側から。 反対の港側から。一見何の変哲もな…
暑いので涼しそうな絵を。2010年2月探索。 長野県、中央本線の野尻駅。野尻森林鉄道の起点で、ここから木曽の山々に向かって軌道は延びていた。 有名物件ゆえに山ほどレポートが出てるので、ここは涼しそうな雪景色をお楽しみください(笑) 野尻駅を出て…
ふと地理院地図で富山県内を眺めていると、とても小さいトンネルのマークがあるのを見つけた。割と家から近かったので、ちょっと行ってみることにした。23年9月。 今回は何の変哲もない普通の隧道のレポートになります。 富山県の西部に位置する、という…
強くはないが吹雪になったため、たまらず車に避難する。服もそこそこ濡れたのでエアコン全開にしながらどうしたものかとしばし様子を見る。 しばらくすると雪は止み、天候も安定したような・・・気がする。現在2:15。どこまで行けるか分からないが出来る…
歩き始めてから、もう少しで2時間になろうとしていた。上流の終点への探索もあとに控えているので、あまりゆっくりしていられない。 いつの間にか作業道となった軌道跡を進んでいくと、下り坂になる。が、真っすぐが正解だ。 熊笹が繁り、踏み跡もろくに無…
前回の探索で結局奥の方はどこまで軌道が敷かれていたのか分からないという結果に終わり、今後これ以上の探索をする意欲が湧いてこなかった。 実はこの探索は新潮社の鉄道旅行地図帳のおおざっぱな地図から始まったのだが、そういえばちゃんと調べたことがな…
道の分岐のすぐ下まで戻ってきた。最初はここで左に曲がって川上へと向かうと思っていたが 線形からどうやらそのまま真っ直ぐ進んでいたように見える。こちらに進んでみよう。 登ってきた軌道跡を振り返る。笹薮をかき分けながらここに道を見出すのは無理が…
跳びましたが続きになります。 八ヶ岳(湯川)林道 ~八ヶ岳林用軌道~2023 その1 - 人生崖っぷち(物理) 八ヶ岳(湯川)林道 ~八ヶ岳林用軌道~2023 その5 - 人生崖っぷち(物理) 前回の探索から半月後、2023年10月末に再び南牧村を訪れ…
2023年の12月。赤谷へ3度目のアタックを開始する。早朝は雲が出ていたが日中には晴れるとの予想だった。 枯葉に霜が下りている。探索するにはいい塩梅だ。 だんだん慣れてきたルートを辿り、前回撤退した地点まで一気に進む。 崩落して出来た土の斜面…
これまで辿ってきた道と違い、岩壁を穿った細い道が延びている。 分かりにくいが、よーく見ると部分的に石垣で補強されている。 進入すると幸いなことに細くても道自体はしっかりしていた。どちらかというとこの岩棚に入る場所のほうが掴むところがなく少し…
続きになります。 赤谷の林用軌道を探す 1 https://blog.hatena.ne.jp/msx4/msx4.hatenablog.com/edit?entry=6801883189066071367 赤谷の林用軌道を探す 2 https://blog.hatena.ne.jp/msx4/msx4.hatenablog.com/edit?entry=6801883189068025967 自分にとって…
先日、麻婆豆腐を食べるために車を運転していたところ、カーナビを見ていておや?と疑問に思った。ちょっと変わった地形を発見したのだ。3月にOPENしたばかりの食堂で麻婆定食を食べてから現場近くに車を置いて歩いていく。 川だ。 ここは長野県諏訪市…
先日の廃道バラエティーTV「道との遭遇」で紹介された通称”土佐の投入堂”。本家の鳥取の”投入堂”と一緒にさらりと紹介してみようと思う。という訳で まずは鳥取県の三徳山三佛寺。ここの本堂ではなく、奥の院のほうが有名な投入堂だ。入山は2名以上でなけれ…