人生崖っぷち(物理)

森林鉄道、廃道、廃隧道など

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

十津川村の林鉄廃隧道群(?)07 (完?)

何か黒っぽい丸い影が見えた瞬間ここ十津川で3度目の雄たけびを上げながら突進した。 まさかの3本目!!!間違いなく人工の穴だ!旧隧道?奥はどうなってる?貫通してるのか?閉塞か?ちくしょうなんでこんな時にメインのライトを忘れちまったのか。(現在…

十津川村の林鉄廃隧道(?)06

そこは山の斜面を掘り下げて作ったちょっとした広場になっていた。それは少しもおかしくない。おかしいのは地面の高さで隧道の床面との高低差が1mちょっとある。 坑門の前にコンクリの基礎のようなものがあるから元からこの高さであったことは間違いない。…

十津川村の林鉄廃隧道(?)05

まさかの2本目である。何か変だと思いはじめた。何故なら今いるこの場所は蛇行した支流の栗平川によって半島状になっており、国道の高原隧道の坑門から真横に1kmちょい進むとぐるりと回って反対側の出口にぶつかり、2kmも進むと小さいほうの高原隧道、…

十津川村の林鉄廃隧道 04

前回より3カ月後の2014年11月、2度目の探索のため再び十津川村を訪れた。下の写真は風屋大橋から高原隧道を写したものだが、右の街灯の電球あたりの高さに隧道が通っていたと思われる。現隧道の上に旧隧道というのはよくあるパターンだが、ここに現道とクロ…

十津川村の林鉄廃隧道 03

驚いた。終点を探しに来たのに更にその先があったことに。当たり前のことだがトンネルを掘るほうが普通に道を作るより手間も金もかかる。その手間をかける価値もしくは目的があったわけだ。というのは落ち着いてから思ったことで、見つけた時は雄たけびをあ…

十津川村の林鉄廃隧道 02

翌朝、昨日敗退した地点より少し進んだところで斜面に突入する。ちょうど写真の左端のあたりである。 そして昨日降りることが出来なかった崖の下に到達する。その先は緩やかな坂になっており、すぐに分岐が現れる。まっすぐな道と上に向かう坂道だ。 この時…