人生崖っぷち(物理)

森林鉄道、廃道、廃隧道など

2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

十津川対岸歩道(仮)攻略戦 伍(最終回)

風谷ダムがある下流方向を見る。またいつか余程暇が出来たら歩いてみようと思う。 人が並んで歩けない道も踏み跡さえ無い斜面を歩くことに比べれば全然ましである。治山用などの作業道としてこの道は使われていると思われる。 たまに岸壁を削ったり、ちいさ…

十津川対岸歩道(仮)攻略戦 肆

ある意味でドンピシャな到着だった。まさか法面の上を通り過ぎて真横にでるとは思ってもみなかったが。というかあそこで下降しなければどこまで彷徨っていただろうか。ともかく初見から3カ月かけてようやくあの場所に立つ時がやってきた。 到着! 振り返っ…

十津川対岸歩道(仮)攻略戦 参

対岸へとたどり着き坂道を登り始める。これは法面の道が高い場所を通っているように見えたことと、進行方向が資材置き場のような広場になっており、単純に進めなかったというせいでもある。坂を少し登ったところで家の跡と思われる平場から山肌に侵入する。…

十津川対岸歩道(仮)攻略戦 弐

一夜明け、風谷ダム付近の探索を終えた後再び同じ場所に立っていた。簡単に説明するとここはダム湖の北端に近い場所である。・・・地図上では。実際には土砂が堆積して河原に何台もの重機が動き回っていた。 このまま河を渡ることが出来れば1番早いのだが、…

十津川対岸歩道(仮)攻略戦 壱

2014年11月。私は再び十津川村を訪れた。時刻は4時をまわっていたが、本格的な探索は明日行う予定なので問題ない。 さて、どうやってあそこに行くかが問題だ・・・ 十津川対岸歩道(仮)攻略戦 弐へつづく

十津川対岸歩道(仮)攻略戦 序

仰々しいタイトルを付けているが内容は全然仰々しくない。いたって内容はシンプルである。 それは2014年8月紀伊半島縦断ツアーの最中のことである。十津川村を北上して風谷ダムを過ぎてしばらく走った頃、ふと対岸を見ると こんな光景が見えた。思いっきりピ…