篠原貯木場を出ると右上の国道362と左下の杉川に挟まれて軌道跡は続いている。
やがて正面に”新”仙郷橋が見えてくる。平成生まれの新しい橋で、この橋の下をボックスカルバートのトンネルで抜けると・・・
コンクリートアーチ橋 ”仙郷橋” が現れる。
08年~12年の仙郷橋でした。ところが先日久方ぶりに訪れてみると・・・
いつの間にか欄干が白く塗られていた。ちなみに右上に見えるのが国道362号と篠原トンネルで、見て分かるように高低差があるので車からだと気付きにくい。
杉川を渡って右岸を進む軌道跡。写真は起点向き。
軌道跡を横から見るとささやかなコンクリの桟橋?があったりする。
途中に建物があり、そこから先は車が通れるように整備されている。
軌道跡は県道389号に合流して北に向きを変える。
すぐにトンネルが姿を現す。気田林鉄最長のトンネルである小石間隧道だ。現在は車道に転用されているが1車線分の広さしかなく、中間地点の退避所に対向車がいるか確認してから侵入しなければいけない。ちなみに写真の右側の集落の中に”一休”という蕎麦屋があるが十割そばがおいしくてお気に入りである。
上の写真の右端に切れているごみ置き場の隣に立派な石碑がある。裏にも文章があるはずだが真横に民家があるのでいつも尻込みしてしまう。
写真から分かるように中間地点から出口までは角度がついているため見えない。
北側の坑門。隧道を抜けると本流である気田川にぶつかり、川沿いに進んでいく。
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