軌道跡はこのように沢沿いの山側に向かって曲がっていたと思われる。なぜなら
極1部ではあるが曲線を描く石垣が残っているのだ。そして
180度ターンして沢を渡っていた。つまり、つづら折りで高度を稼いでいたのだ。
沢を渡ると右に曲がり
またもや180度ターンして切り通しを抜けて
3たび沢を越え
林道の方へと山肌を登っていく。
が、林道を見下ろすところで軌道跡は消えていた。林道工事の際に削られてしまったようだ。
しばらく林道から上を見ながら歩くと枯れ沢(?)があり
写真は起点方向を向いているが、ここから軌道跡は復活している。そしてわずかだが石垣も残っている。
ここから林道に平行して軌道跡は進んでいく。
坂ノ谷森林鉄道 其の4へ続く