前回の続きより。右に曲がり始めたところで振り返り。カーブを描くレールが浮き上がっている。
そして
更に右に曲がる軌道跡。
掘割を通って最終的に180度ターン。
今来た方へと戻ることになった。
赤線のようにぐるっと方向転換して
高度を稼いでいく。
小さな沢を渡るところで左側、つまり山側に何か見えた。
レールだ。ということはこの先で・・・
軌道跡は左にカーブしていく。この場所はとてもきれいに残っている。
ぐるっと回ったその先は
浮き上がったレール。さっき見上げた場所だ。
逆Sの字を描いて高度を稼ぎ更に奥地を目指す軌道跡。
路盤が流出したのか完全に中に浮いているレール。
しかしその先で
大規模な崩落が起きている。
路盤は跡形もないがレールは割と目立って残っている。
向こうの草むらからレールがはみ出しているので跡をたどるのは簡単だが
キリがいいのでここで探索終了。ただいま2時前だが余裕を持って撤退する。
軌道跡に侵入した地点まで戻って来た。
未踏破だった部分を探索しながら戻る。
撤収地点から1時間強、ガードレールが見えてきた。林道だ。
軌道跡は不明瞭になりながら林道へと近付いていく。
この大岩のところで完全に痕跡が消えてしまった。この先は林道が軌道跡だったということか?
林道に上がる。
いい天気の探索だった。
旧橋と旧道部分が残っていた。ということはあちらが軌道跡か?
ゲートが現れた。
車で進んだ場合はここまでのようだ。分岐しているもう1本の林道も閉鎖されている。
琴川を渡る橋まで戻って来た。この先も川沿いに支線が延びていたはずだがその痕跡は見当たらない。
奥が気になったが、流石に時間的にも体力的にも無理だったので断念する。
そして最後の最後に
河原に転がるレールを発見。これが探索の締めになった。
杣口・奥千丈林用軌道 雑に探索 完