1瞬隧道かと思ったが、それは切り通しだった。右に向かって大きくカーブしており、ここで180度ターンして再度上流に向きを変えていた。
中で振り返って
名称は知らないがこの特徴的な岩盤のせいで強く印象に残る場所だ。
枕木や石垣、木橋跡などいろいろな遺構をしり目に前進する。
そして本流がまた近づいてきた。
再度川を渡ると対岸に石垣の軌道跡が続いている。
しばらく進むと開けた場所に人工林が広がっている。軌道跡は不明瞭になるがなんとか
トレースして進んでいく。そして
林道に突き当たって軌道跡は消えていた。ここからは林道にのまれ
る前に、道の向かいに切り通しを発見。林道に合流したとき下り方向を向いていたが、これで登り方向(写真の左側)に方向転換していたのだ。
今度こそ軌道は林道に合流というかここから軌道跡を林道に改修したのだろう。
しばらく林道を歩いて変化がなかったのでそこで探索を終了した。地図上では林道はまだ1kmほど延びているが果たしてそこが終点なのか。はてさて?
林道をてくてくと下る帰り道で、林鉄跡ではお馴染みのレール製のグレーチングが。
家の横がコレだったら嬉しいんだがなあ(笑)
坂ノ谷森林鉄道 (完)