何か黒っぽい丸い影が見えた瞬間ここ十津川で3度目の雄たけびを上げながら突進した。
まさかの3本目!!!間違いなく人工の穴だ!旧隧道?奥はどうなってる?貫通してるのか?閉塞か?ちくしょうなんでこんな時にメインのライトを忘れちまったのか。(現在サブのライトのみ)
入り口は半ばまで埋もれていて中も土砂が溜まっているようだ。しかもガガンボみたいなでっかい虫がゆらゆらと楽しそうにゆれながらいっぱい飛んでいる。とりあえずちょっとだけ侵入!
どうやら閉塞しているようだが・・・これは崩れたというより埋め戻している?
最奥部が見えた!コンクリートの壁だ!ということは第2の隧道のコンクリート巻きの部分に突き当たっているのか。とするとこの穴の正体は? ①旧隧道。後で現在地に作り直した ②現隧道の作業用横坑もしくは空気穴 ③魅惑の洞内分岐だった ④それとも・・・謎は深まるばかりである。
しかし訪問する度に穴を見つけるっておかしくないだろうか。もう1回行ってみようかしら。それはともかく結局これらの隧道の正体、というよりもこの隧道がある場所の変遷がよく分からないというべきか。最初に林鉄の軌道があり、その後ダム工事のコンベヤ道が作られたのだろうか?それでも矛盾点が浮かび上がるし、この両者がイコールなのかも分からない。自分は踏破専門で考察は苦手なのです申し訳ない。
謎を残しつつも十津川村の林鉄廃隧道とりあえず完