人生崖っぷち(物理)

森林鉄道、廃道、廃隧道など

坂ノ谷森林鉄道 其の7

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そこには外れたレールと小さな木橋の残骸が。石垣もろとも緑に覆われて綺麗に朽ちていた。

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その先も低い石垣の路盤が続いている。そこには

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上も下も埋もれかけてるし一跨ぎ程の長さしかないが木橋が現存していた。木橋と言うにはおこがましいかもしれないが、これを見つけた時はとても嬉しかった。

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犬釘付きの枕木もちょくちょくあった。

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大きな枯れ沢には立派な橋台と木橋の残骸が残っていた。流石にこの規模だと完全に朽ち果ててしまっている。

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まだ新しい切り株やテープが目につくようになった。其の4で軌道跡を斜めに横切っていった作業道の行き先がこの辺りのようだ。枝打ちされた枝が散乱して不明瞭になりがちな軌道跡をたどっていき、ふと山側の斜面を見ると

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            坂ノ谷森林鉄道 其の8へ続く

 

坂ノ谷森林鉄道 其の6

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小さな沢のところでふと横を見ると

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レールが1本だけ残っている。元の位置ではないが。

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次の沢には石垣・・・橋台が見える。

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f:id:msx4:20180618202259j:plain1本だけだが橋げたが残っている。加速度的に朽ちつつある木製橋梁の中ではこれだけでも嬉しく感じてしまう。

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そうこうしているうちにはるか下にあった川面がだんだん近づいてくる。

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そして軌道跡も不明瞭になっていき、消えてしまった。

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事前の情報だと川沿いに進んで終わっているはずなのでここが終点かと思われたが

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目に飛び込んできた四角い構造物。橋台の1部だ。ここで対岸に渡っていた。

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 そして下流方向に向きを変えて軌道跡は続いていた。

 

            坂ノ谷森林鉄道 其の7へ続く

六厩川橋 秋町隧道突破ルート

某オフ会に参加するつもりが雨天による日時変更のため参加出来ず、その前日にソロで突入。1番安いゴムボートとフローティングジャケットとハイテンションを装備済み。

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ちなみに1番大変だったのは帰りの高速でタイヤがバーストしたことだった。(家までのこり290kmで8時過ぎていた)

坂ノ谷森林鉄道 其の5

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インクラインの跡がはっきりしてきた辺りから上を見上げても終点である上部軌道は確認できない。

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横から見て

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下を見て

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レールを発見して

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直登すること25分、上部軌道にたどりついた。全体的に土に埋もれつつあり、写真右上の石垣ぐらいしか人工物が見当たらなかった。とにかく前進してみる。

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角を曲がったすぐ先で岩がごろごろ転がる枯れ沢に軌道跡は消えていた。昔は橋があったのか?f:id:msx4:20180604225415j:plain

 沢を越えると軌道跡は復活した。関係ないが森林鉄道の中でも上部軌道というと更に隔絶された感があってゾクゾクする。しません?f:id:msx4:20180604230923j:plainf:id:msx4:20180604231113j:plain

石垣や

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 たまに枕木も

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やがて軌道は右に曲がり、大きめの沢が左下に見えてきた。

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そこそこの水量がある沢だ。おそらくこの下に案内板の滝が。つまり、ここを流れていくと大変おもしろいことになるにちがいない。

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というのも川底が一枚岩のようになっており、とても滑りやすそうに見えたからである。(実際に歩いてみると見た目以上にグリップがしっかりしていた)

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沢を越え更に進んでいく。

 

             坂ノ谷森林鉄道 其の6へ続く

坂ノ谷森林鉄道 其の4

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 左側の坂道は作業道。軌道跡は中央を真っ直ぐ。右に小さく見えるのが林道だ。

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暗渠(排水口?)がある石垣もあったりする。これは下から見たところ。

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林道が川を渡る橋の横に駐車場がある。この奥にある滝の見学者用らしい。軌道跡は写真の左上にある。

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ここから林道と別れて山中を進むことになる。ちなみに見学用の歩道は急な坂道で軌道跡ではない。

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5分と歩かないうちに軌道跡は川に突き当たって消えていた。だが石垣こそないものの

築堤が築かれており、橋で川を渡っていたようだ。

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しかし対岸には軌道跡は見受けられない。右にも、左にも。

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普通に斜面があるだけ・・・のように見える。が、正面を真っすぐに登っていくと

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急な坂道が姿を現す。インクラインだ。

 

             坂ノ谷森林鉄道 其の5へ続く

坂ノ谷森林鉄道 其の3

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軌道跡はこのように沢沿いの山側に向かって曲がっていたと思われる。なぜなら

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極1部ではあるが曲線を描く石垣が残っているのだ。そして

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180度ターンして沢を渡っていた。つまり、つづら折りで高度を稼いでいたのだ。

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沢を渡ると右に曲がり

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またもや180度ターンして切り通しを抜けて

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3たび沢を越え

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林道の方へと山肌を登っていく。

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が、林道を見下ろすところで軌道跡は消えていた。林道工事の際に削られてしまったようだ。

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 しばらく林道から上を見ながら歩くと枯れ沢(?)があり

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写真は起点方向を向いているが、ここから軌道跡は復活している。そしてわずかだが石垣も残っている。

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ここから林道に平行して軌道跡は進んでいく。

 

 

             坂ノ谷森林鉄道 其の4へ続く

坂ノ谷森林鉄道 其の2

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橋(の跡)だ!軌道はここで本流を渡っていた。橋台と築堤がとてもきれいに残っている。

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下流方向から。

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対岸から。

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そして今度は左岸に沿って進んでいくが、林道の対岸という人が入りにくい立地のせいか枕木が少し残っている。

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森に還りつつある枕木と犬釘

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100mも行かないうちに右岸に戻り

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今進んできた下流方向に向けて坂を上り始める。

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最初に渡った橋跡を下方に見下ろしながら(ここは3枚目の写真の上部だ)右折して進むと

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林道が切り通しになっている場所に出てきた。このあたりは林道を造る際に林鉄時代よりもだいぶ掘り下げたようだが、ここからまた林道が軌道跡だと思われる。

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 しばらく進むと橋がある。 

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 林鉄は昭和35年で廃止されたそうである。だが注目すべきはこの橋ではなく

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橋の横である。

 

             坂ノ谷森林鉄道 其の3へ続く