人生崖っぷち(物理)

森林鉄道、廃道、廃隧道など

池郷川の道々 5

 

大変お待たせいたしました。引っ越しが一段落したのでぼちぼち更新していきます。

前回より更に1年後、2014年に3度目の訪問。今回は林道と池郷川の間の道をメイン目標としている。写真は歩き始めてすぐに振り返って撮ったものだが、正面は支流の小又谷。ここも突っつくと何か出そうであるが、現時点でもそこまで手が回っていない。

天気は快晴。

まずは谷底まで降りていく。

途中にこんなものがあったりする。なぜなら・・・

地図にも表記されている堰堤があるからだ。

見ての通り砂防堰堤ではない。電力関係の取水ダムのようだ。下流の木流し隧道の至近の砂防堰堤という例があったので一応念のために見に来たが、こちらはいたって普通のダムで周りには何もなかった。

河原からよじ登り、今回の本命である林道の下の道を辿ってみる。ここは前回の場所より少し上流の地点で、まずは川上へと進んでみる。

やや緩やかな植林地を抜けると前方が明るくなってきた。

浅い谷が連続した開けた場所に出た。路盤も一気に不明瞭になった。

しかしよーく見るとわずかに石垣が残っていて、辛うじて道のラインが分かる。

ただ路盤を歩くというよりも、下から石垣を確認しながら進むという感じだった。

最後は岩がごろごろ転がるガレ場を通って抜けていった。

復活した路盤を更に進んでいく。

すると

今度は大きな枯れ谷に出た。

遥か下方まで続く急斜面だが、柔らかめの土のせいで横断するのは問題なかった。

しかし対岸が崖になっており、素手では路盤の続きへと登ることができなかった。ここまでだ。転進して今度は下流方向へと進むことにした。

そしてそこには何とか通れる程度の道と一つの発見が待っていた。

 

         池郷川の道々 6 へと続く