季節はめぐって11月。3度目の探索が始まった、が、天気予報によると降水確率がちと微妙。濡れた鉄橋とかぬかるんだインクラの急斜面とか雨によって今回の対象は難易度が上がるため中音水への侵入は今日は中止。早朝に到着したした時点ではかろうじて雨が降っていなかったので別のターゲットに切り替える。それは
音水第1インクラインである。中音水林道入口の”いんくら橋”の横に橋台が存在し(2枚目の写真)山肌に少し踏み込むと巨大な坂道が目に飛び込んでくる。(3枚目の写真)
ちなみにこの斜面を正面から登ったわけではなく、横につづら折りの坂道が存在しているのでそちらを写真を撮りながらえいこらさと登っていく。運動不足のミドルの足で歩くこと40分、上部軌道に到着。
インクラインを上から覗きこむと体が吸い込まれるような気がした。ちょうどこの時小雨が降ってきて枯れ葉が程よく濡れていたので1歩踏み出せばとても良く滑りそうだった。
上部軌道を15分ほど歩き、レールや桟橋の跡が残っていた地点のすぐ先で路盤は大きく崩落していたためそこで撤収。
その後、無事下界に降りると雨脚が強くなったため車で上流に移動して林道と軌道の合流地点を見てみた。
ちなみに上部軌道の真ん中はガチらしいので行ってません。いつか踏破してみたいものです。それはともかくこれで2つのインクラインをクリア、次はいよいよ未確認の残り2つを探索する。
探索後道の駅で食べた笹うどん。うまかった。
音水の4つのインクライン 04に続く