渓谷をまたぐ巨大なコンクリートアーチがその姿を現した。
後ろを振り向くと林鉄が隧道で抜けていた大きな岩山が見える。今回はこちら側の路盤はパス。
目の前に到着した。でかい。林鉄用のアーチ橋としてはかなりの大きさだ。それゆえに見ごたえも十分。だが、それ以上に・・
橋の端の構造が目を引いた。なんというか、橋だけ別に作って上からポンと両岸に載せたような外見をしている。そこへ更に小さなコンクリの橋でつなげるというちょっと変わった造りをしている。建設費用の節約のためだろうか?
下には旧橋の橋脚が残っていた。最初は木橋か?
下から
左岸のほうは崖に沿って複数の橋桁でカーブを描いている。かっけー。自分的にモロ好みの風景である。
さて、下から十分に堪能したので次は上からの景色を楽しむ番だ。
浦森林鉄道 瀬戸峡のコンクリートアーチ橋 後編へ続く