現国道459号で峠を越えて奥川流域の集落に入る。まずは水分補給と自販機でスポドリを買おうとしたら食料品店のおばあちゃんが店内の方が安いと教えてくれたので、ありがたく購入する。すると、空き家を調べに来たのかと聞かれた。ちょうど調査員が来ていたようで、よく見ると人気のない家がちらほらと。
水分を補給し、先ほどの旧国道に上流側から突入する。といっても予想以上に消耗していたので、一番手軽な軌道跡らしい地図の破線道に入ってみる。疲れていたのだ。
車道から坂を降りた後、堰堤へアクセスする平行道を辿って下流方向へ進む。これが軌道跡らしいし、それっぽいのだが、上流側へは膨大な緑が生い茂り路盤が分からなかった。
後で調べると、下に香ばしそうな橋やら何やらが見えたあたりが奥川第一発電所らしい。
対岸の川面ぎりぎりに魅惑の空間が見える。行きたい。
取水用の堰堤と鉄橋が見えた。
橋はダム施設のものなので立ち入らない。それよりも
ダムより下流にまだ道が続いている。やはりここが軌道跡か。ちょっと藪がすごいが。
しかし実際はそんなにすごくない藪を抜けると浅い切通しと
出た!ネットで見た4連橋脚だ。
堪能した。堪能しすぎて路盤の続きはまあいいかと満足してしまった。気が向かなければこんなもんだ。
あとは橋台跡だと思ったのだが、緑が凄すぎて確信が持てない場所や
軌道跡と思しき小道などを軽く探索して撤収した。
この奥川森林鉄道、起点の付近を軽く紹介させてもらったが、まだまだ奥地は手つかずだ。しかしこの路線、林野庁のHPに大雑把だが全体の路線図や地図が載っているので、資料面では敷居が低く探索しやすいと言える。(のか?)
やる気のメーターが溜まったらまた行こう。
奥川森林鉄道 起点付近 完
参考サイト たなぼた様
林野庁ホームページ様