人生崖っぷち(物理)

森林鉄道、廃道、廃隧道など

青屋森林鉄道 7

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 林道を通って未踏破の上流部分を目指す。

 

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 でもその前にもう一度橋台を堪能しておく。

 

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結局路盤をたどることに。雪に覆われた倒木を踏み抜き、ぶつかり、濡れながら、時に迂回して進む。

 

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最初に路盤を発見した場所まで戻って来た。

 

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少し進むと崖っぷちを離れて植林地の中を真っ直ぐ進んでいく。

 

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と思ったら掘割りになったカーブを左にぐるりと回り始めた。

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倒木と雪でまともに進めないので横によじ登って回避する。

 

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カーブの終わりで振り返り。最終的にここで180度ターンして下流方向を向いた。

 

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右側に石垣が現れた。

 

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最初は築堤かと思ったが軌道跡は石垣の下だ。

 

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路盤は徐々に高度を上げていく。

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路盤が消失し斜面になった。崩落したのかそれとも桟道があったのか。

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斜面を抜けると路盤の続きらしき場所にでるが、そこはもう空き地の端の下だった。

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これ以降は軌道跡があやふやなため想像になるが空き地の端に沿って右に回り

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またもや180度ターンして

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林道に合流する形が軌道跡だと思われた。(この時点では)

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もともと急傾斜の点で怪しんではいたが、本当に林道から外れた軌道跡を見つけることができたのは嬉しい誤算だった。なんか想定の斜め上の発見が多いなと思いながら帰路に就いた。

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しかし今回の発見でやはり軌道跡は林道に沿った場所を通っており、古地図に記載された対岸を通っていた可能性は低くなったと思う。が、諦めきれないものもある。

 

 

 

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12月中旬。休みと雪を考えるとこれが積雪前のラストチャンス。目標はもちろん上部軌道の有無の確認だ。

 

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最終的に選択したのは谷を更に遡行して、尾根にぎりぎりまで近付いてから登るというもの。

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第8、第9堰堤を越えたところで右の斜面に取り付く。

 

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雪に埋もれた熊笹の斜面は1歩の前進もきつかったが、強引に登攀する。

 

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尾根に到着。

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尾根伝いに平場を探しながら前回よりも上に登る。

 

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何カ所か平場はあったが、そこから続く道、軌道跡らしき平場を見いだすことが出来なかった。つまり見当をつけたこの場所は違うということだろう。ぎっしり生えた熊笹の藪で見逃したのかもしれないが。

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まあ自分の目で見てここに無いと確認したことが大事なのだ。

 

 


さて、実は今朝林道を歩きながら1枚の写真を撮っていた。

 

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場所はこの前見つけた軌道跡からもう少し上流側。ここで右下を覗きこんで見つけたのが次の写真。

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10mぐらい下に切通しらしきものと平場っぽいものが見える。つまりまだありそうってことだ。

 

 

       青屋森林鉄道 8 へ続く