ひさしぶりになりますが尾上郷森林鉄道の続きです。前回のコブ谷支線の探索から11カ月後の2019年5月、再び尾上郷川を訪れました。今回のターゲットは尾上郷森林鉄道の最奥部に位置するアマゴ谷支線。こちらもコブ谷と同じく地図上は林道から外れており、なおかつ最奥とくれば色々と期待をしてしまうのであります。
こちらは御母衣湖畔にある有名な荘川桜。日の出に合わせてパシャリ。まだ6時前だ。
ゲートを越えて突入する。
上流を望む。今日の目的地ははるか彼方だ。
小黒谷出合の隧道。水面までの高さから水位が低いと思われる。
反対側を向くと川岸に道のような跡が見えた。場所からしてあれが軌道跡か?また後で(笑)
魚が泳いでいる。割とでかいけど何だろう?
大黒谷の橋脚。
左のコンクリート擁壁の先にあったはずの林道と軌道跡は相変わらず想像できない。
索道。
吊り橋。
発電所へと降りる道がある。前回はそんなに気にしていなかったが・・・
上から見ると落石除けの一部と思われる鉄棒が・・・いや、あれは
レールだ!こんなところに流用されているとは。
山にはまだ残雪が残る。
コブ谷に到着。
この辺りは上も下も急斜面か崖になっているため、軌道跡はほぼ林道と同じだと確信出来た。
目標地点付近まで来ると下り坂になった。おかしい。例外はあるが基本、森林鉄道、林用軌道は貯木場から終点まで登り坂だ。そうすれば帰りは自重で坂を下るだけで済むからだ。と、いうことは・・
山側をよく見てみるとうっすらと線が見えてくる。
すると目の前に分岐が現れた。これは地理院地図にも載っている作業林道だと思われるがどう見ても廃道状態だ。が、追ってきた”線”いや、軌道の跡だと思われるものを追いかけるのにおあつらえ向きだ。時刻はちょうど9時。廃道に突入する。
尾上郷森林鉄道 5 アマゴ谷支線 2 へ続く