ここは徳島県、那賀町の長安口貯水池。バリケードで封じられた橋の暗闇の先に更に闇が見える。
であいはし。
十分雰囲気が出たので(笑)感度を上げてもう一枚。この出合橋は対岸でダイレクトにトンネルに突入しており、小さく見える看板には トンネル内交互通行 この先信号機有 と書かれている。
鮮やかな黄色のワーレントラス橋。下に延びる橋脚が実は４０ｍの高さと聞いて地味に驚いた。（過去写真）
流石にトンネルの交互通行は使いづらくなってきたのか新しい橋とルートに架け替えられた。それが右に見える出合ゆず大橋だ。トンネルを使わずに半島の向かって右側を通っている。（過去写真）
旧道のトンネルは新道とこのように繋がっている。（過去写真）
このように広い快適な国道がダム湖沿いに走っているが （過去写真）
左に目を向けると （過去写真）
トンネルがある。しかし封鎖されているその名は荒谷トンネル。（過去写真）
地図には記載されていない、そしてこの向こう側には道がない。
トンネル横の階段で上に登る。
登り切ると看板につずら峠の文字が。そして石で出来た記念碑。明治時代に起きた大規模な土砂崩れとそれによって出来た天然ダムの決壊という２連続の大災害について記されていた。
峠を降りると荒谷トンネルの反対側が。道は無い。トンネルのみが造られた未成の物件なのだ。
右に向かって歩き始める。この先の半島のつけ根に向かうのだ。
ダム湖のほとりを苦労しながら進む。
この先の半島のつけ根には荒谷という谷があり、そこにあるという木馬道が今回の目標だ。出合橋はついでの紹介だったりする。
荒谷木馬道 １ へ続く
