小さな沢のところでふと横を見ると
レールが1本だけ残っている。元の位置ではないが。
次の沢には石垣・・・橋台が見える。
1本だけだが橋げたが残っている。加速度的に朽ちつつある木製橋梁の中ではこれだけでも嬉しく感じてしまう。
そうこうしているうちにはるか下にあった川面がだんだん近づいてくる。
そして軌道跡も不明瞭になっていき、消えてしまった。
事前の情報だと川沿いに進んで終わっているはずなのでここが終点かと思われたが
目に飛び込んできた四角い構造物。橋台の1部だ。ここで対岸に渡っていた。
そして下流方向に向きを変えて軌道跡は続いていた。
坂ノ谷森林鉄道 其の7へ続く