人生崖っぷち(物理)

森林鉄道、廃道、廃隧道など

大地ノ坂

あけましておめでとうございます。だんだんネタがきれてきているのが最近の悩みですが、続く限りマイナーどころを推していきますのでよろしくお願いします。という訳で珍しく1発ネタです。

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ここは和歌山県古座川町。見渡すと山の中。

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振り返っても山の中。

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そして曲がりなりにもアスファルトの車道から、え、ここがそうなの?というような小道に入っていく。

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地図が無ければ絶対足を踏み入れないような小道を進んでいく。

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道は植林された杉の斜面へと入り込んでいく。

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木々の間を細い小道がつづら折りで斜面を登っていく。

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これが

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これが 台地ノ坂!(笑) まあ、名前に惹かれて見てみたいなあと思って実際に行ってみたらこんな感じでしたというだけの話。本来ならこのまま山というか峠を越える道なのだが、そこまではいいやと途中で切り上げた。ただ、坂の横で見つけたモノがちょっと興味を引いた。それがこちら。

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見た目からして1番似ていると思ったのはインクラインなのだが・・・。この広大な斜面の伐採した木を降ろすために使ったもの、と当時は予想したが今以ってこの正体は分からない。このまま木を滑り落とした修羅道の1種というのも流石に無理があるような。

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上へ登っていくとだんだん幅が細くなり、最後には曲がりくねった涸れ沢みたいになってしまった。ますます訳が分からない。

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いったいなんなのだろう?

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とまあ、ささやかな謎を手土産に下界に帰還。

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集落の家の前には道を挟んで小川が流れており、その上にウッドデッキみたいなくつろぎスペースがあったりして、半ば本気で羨ましがったりした(笑)

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大地ノ坂のあたりの遠景。この坂道は山向こうの猿川谷ともう一つの峠を抜け、あの古座川に注ぐ木流し隧道がある立会川の上流に通じている。時間があれば真面目に踏破するのも面白そうだ。

 

     大地ノ坂 完

 

                        追記 探索日2014年8月