人生崖っぷち(物理)

森林鉄道、廃道、廃隧道など

越中中街道 割石橋付近 2

 

蒸し暑い空気の中、カメラとスマホのみを持って歩き始める。

初めて見た下からの割石橋。

目印らしきテープの下には石仏と・・・花!?こんなところにお供えもの? (後で写真を確認したら造花のようだ)

危惧したよりもしっかりと踏み固められ、地面が露出している。

沢だ。土石が小山のように道を遮っており、その中を水が流れている。

そこそこ水量があるが浅く広がっているので渡るのは簡単だった。昔からこんな感じなのだろうか。

石垣発見。このあたりは古そうだ。

現在はどれぐらいの人が使っているのだろうか?踏み跡ははっきりしている。

道は綺麗だが両脇の細い杉がなんか物悲しい。

この辺はさりげなく築堤になっている。

地図に載っている大きな沢まで来た。

道は沢沿いに上流へと向かっている。

狭まったところで普通の道で越えている。草のせいで水が見えないが、地下を流れているのか、それとも洗い越し?

谷を下って本流沿いのコースに戻る。

しかしいきなり90度曲がって山側に進み始める。

どうやら鉄塔に向かっているようだ。

高崖のみちと同じように巡視路として使われている訳だ。

鉄塔の下を抜けて道は続いている。

開けた場所のせいか夏草がすごい。

植林地にぶつかると川の方へ降りていく。

工事現場に突き当たり、また90度曲がって川沿いの向きになった。

ご覧の通りここは大きな谷間になっており、ここを迂回するために山側を回っていたのだ。

しかし重機が出ていることといい砂っぽい崩れやすそうな地質といい昔の道筋は今通った道と一緒なのかふと疑問に思った。山側に迂回するときと川沿いに戻って来たときの直角のカーブがなんとなく街道っぽくない感じがした。

ランドマークとして申し分無さそうな大岩が気になりつつも、国道に降りるルートも探さなければいけない・・・・・あるよね?

 

 

        越中中街道 割石橋付近 3 へ続く