人生崖っぷち(物理)

森林鉄道、廃道、廃隧道など

越中中街道 割石橋付近 3 (完)

このあたりの地面は苔むしているため、いかにも古道という雰囲気がする。

看板がある。

巡視路の標識。形を変えながらこの古街道が現役である証拠だ。

大きな沢に出た。ここには鉄橋が架かっている。

先程の沢と違って水の流れがある。

橋の向こうに街道は続いているがここでお別れして

草が凄いがどうやら沢沿いに降りられそうだ。

最初は少し不安だったがやはりここは道のようだ。

国道が見えてきた。

脱出。普段は気にも留めない場所だが、この上に街道があったとは思わなかった。

割石橋の南に位置する吉ヶ原橋から北を望む。一見道など無いように見えるこの左側の川岸を歩いてきたのだが、しかし、この後ネットで調べると上のようなラインのバイパス工事が進行中だと出てきた。

さっき通ってきた越中中街道を横切ってトンネルで神岡町の市街地の手前まで抜けるバイパスを造るらしい。まあ年次予算でちょっとずつ造るだろうから完成はいつになるか分からないが、人知れず残る街道もいつまでもそのままではないということだ。

割石橋まで戻って来た。ちなみに古地図によると、この岩壁の上を通り今回歩いた場所の途中で合流する道が描かれているが全然気づかなかった。

さて、せっかくなので久方ぶりに高崖みちを見に行こう。

集落を出てすぐに崖が見えた。

導水管を越える。これ、山向こうの切雲谷から水を引いて来ているのだ。

崩落して狭まっている場所もある。地味に歩きにくいが整備はしないのか。

出た!、この先転落注意。

近づいてきた。

到着。写真だと分かりにくいが、この辺から岩壁にワイヤーが張ってある。

ここで引き返そうかと思ったが、せっかくなので傾斜した曲がり角を越えていく。(ここは地味に怖い)

下を覗きこむとなんだか下半身が涼しい。

やはりこの下に道を通すのは無理がある。

だとしても本当によくこの崖の中腹に道を通したものだ。

5年ぶりの片洞門。

E・〇 ごっこ (笑)

さて、満足したので帰りますか。

     
     越中中街道 割石橋付近 3 (完)

 

 

 

 

    次回予告  

             観光名所を歩く