人生崖っぷち(物理)

森林鉄道、廃道、廃隧道など

長野の古隧道2つ 其の1 寄り道ならぬ・・・

2020年3月の早朝、北陸道を東に走らせていた。目的地は長野。目標は2つの古隧道だった。

糸魚川ICで降りて国道148号を糸魚川沿いに南下する。と長い間思い込んでいたが糸魚川市を流れる大きな川は姫川と言い、糸魚川という川はない。(市のHPにも注意書きが載っていた)そして山本橋という橋を渡った時、1本の道が見えた。

川沿いの岩壁を通る1本の道。

徒歩道。良くて牛馬道クラスだ。行こう。

少し離れた場所に車を停め、この道に足を踏み入れた。

後で調べてみると地理院地図にこの道は描かれていなかったが、大正時代の地図には載っていたので古道なのだろう。しかし写真に写っているがちゃんとワイヤーロープが設置されているので現役らしい。

そしてわざわざ寄り道をした最大の理由が次の写真だ。

 

 

片洞門!

 

 

ただの崖道なら寄らなかっただろうが、これが見えたからこそ寄り道ならぬ寄り片洞門をしたのだ。

朝6時を少し過ぎて明るくなってきた。

岩のせいだろうが道が平行でなく、ロープがないと微妙に危なかった。

さて目的地目指して先を急ごう。

 

 

    長野の古隧道2つ 其の2 戸隠荒倉山隧道