ネタが欲しい今日この頃。
宮森林鉄道は岐阜県高山市に存在していた森林鉄道。すごい山奥というわけではないが、違う意味で踏破が難しい森林鉄道である。2016年以降何度か訪問している。
高山駅の一つ南にある飛騨一ノ宮駅。ここが宮森林鉄道の起点である。
宮川に沿って奥地へと延びていた。路盤は車道化もしくは削られたと思っていたが
一部車道の横に路盤が残存している。
宮川を左に見ながら進んでいくとだんだん人家も少なくなっていく。
そして宮川を渡り右岸へと
渡る前に振り返ると、橋の手前に大きな岩山が見える。
ちょっとバック。
もう少しバックすると草むらが、いや、この奥に
宮森林鉄道で最も有名な遺構、隧道が現れる。手軽に訪問できるのは素晴らしい。
名称は不明。
両坑門のみコンクリート巻きで中は素掘り。
上流側の坑門。見ての通りカーブを描いているが、それでも出口が見えるぐらいの短さだ。
訪問時は7月なので草ぼうぼうだが、踏み跡というか路盤ははっきりしている。
少し進んでもう一度振り返り。
山側に石垣が続いている。
きれいに植林されているが、全てが杉という訳でもない。
対岸の車道は3kmほど先でこちらの左岸に移るので、そこまでは軌道跡が残っているだろうと目安をつけて行けるとこまで行こうと歩き始めた。・・・結局は踏破出来なかったのだが。
宮森林鉄道 断片2へ続く