人生崖っぷち(物理)

森林鉄道、廃道、廃隧道など

宮森林鉄道 断片2(岐阜県)

地質、地形的にこういう落石は少なかったと思う。

切通しを抜ける。すると、

橋梁跡だ。木の橋桁が残っている。

まだしっかりしている。(渡ってはいません)

古く見えるが軌道時代のものなのか?

それとも歩行者用に架けなおしたものの残骸か。

岩の上に橋台が組まれている。

振り返って。 

繁みや倒木を越えていく。

築堤が崩れている。

台形の断面がよく分かる。

普通に築堤の一部が壊れたのか、元々小さな橋台があってそれが壊れたのか。

ささやかな疑問を抱きつつ前に進む。

草木で分かりにくくなっている場所はあるが、基本、路盤自体はしっかり残っている。

割と広い路盤は交換所でもあったのか。

横から見ると築堤がはっきり分かる。

築堤がずっと続くと思えば

掘割や切通しをくぐり抜けていく。

当時のランドマークのひとつになってそう。

熊笹をかき分けながら上流を目指す。


    宮森林鉄道 断片3 へ続く