地質、地形的にこういう落石は少なかったと思う。
切通しを抜ける。すると、
橋梁跡だ。木の橋桁が残っている。
まだしっかりしている。(渡ってはいません)
古く見えるが軌道時代のものなのか?
それとも歩行者用に架けなおしたものの残骸か。
岩の上に橋台が組まれている。
振り返って。
繁みや倒木を越えていく。
築堤が崩れている。
台形の断面がよく分かる。
普通に築堤の一部が壊れたのか、元々小さな橋台があってそれが壊れたのか。
ささやかな疑問を抱きつつ前に進む。
草木で分かりにくくなっている場所はあるが、基本、路盤自体はしっかり残っている。
割と広い路盤は交換所でもあったのか。
横から見ると築堤がはっきり分かる。
築堤がずっと続くと思えば
掘割や切通しをくぐり抜けていく。
当時のランドマークのひとつになってそう。
熊笹をかき分けながら上流を目指す。
宮森林鉄道 断片3 へ続く