ここは岐阜県飛騨市神岡町。ここには「山さ行がねが」で紹介された1本の古道がある。実は上の写真にその道は写っている。・・・おわかりいただけただろうか。
写真の中央、絶壁を横切るこのラインこそが割石の高崖みちと呼ばれる古道であり、現在は送電線の鉄塔の管理道になっているらしい・・・というわけで行ってみた。時に2010年4月。
ここは最初の写真の左のほうに位置する割石温泉の駐車場。国道よりつづら折りの道を登ってくるとここに出るが、ここから水平に進めば高崖みちにいけるはずだと目安を付け突入する。
あれ?
おかしい、管理道があるはずなのに道が無い。
石垣を見つけるがどう見ても廃道である。が、とにかく前進する。
だいぶ景色が開けてきた。下方が見える。
・・・・・はるか下方に高崖みちが見えた。登りすぎだ!
しばらく進むと木の根や岩の出っ張りに命をかけれるかという状態になったのでそこで引き返した。この頃は廃道初心者だったというのもあるが、当時マジでここは怖かった。そのため写真もあまり撮っていない。
その後引き返してあらためて高崖みちに突入した。たしかにすごい道だが最初のインパクトが強すぎた。”あれ”は途中石垣があったことから道であることに違いない。ならば答えは高崖みち以前の旧道なのだろう。いつかリベンジしよう。
割石の高崖みち に行くつもりだった 後編へ続く