人生崖っぷち(物理)

森林鉄道、廃道、廃隧道など

八重地土工森林組合林用軌道8

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もはや見慣れた軌道跡に立つ。今回で支線(仮)の踏破と本線を可能な限り辿るつもりだ。

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ホワイトロード(白いので命名)を抜けて

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峠に着いた。

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西三子山の北側へと延びる支線と思しき軌道跡(黄線)を歩き始める。 

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前回足止めを食らった崩落を高巻きして突破する。上から見るとすごい景色だ。

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無事突破するが終点が分からないので先を急ぐ。

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前方で大きく右に曲がっている。突き当たりは谷のようだ。
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 急角度の涸れ谷だ。

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 やや広くなった曲がり角に差し掛かると

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 おなじみの一升瓶・・・の破片が。

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山頂への登山ルートからも外れているので使用する人も少ないだろう。

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 動物の骨だ。なむなむ。ちなみにうちは神道

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 また谷だ。

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 雨が降ったら多少は水が流れるのか?しかしさっきもそうだが谷付近には遺構は何も残っていなかった。

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路盤は土が積もって埋もれつつあるが、岩を削った土工がここは道だと教えてくれる。

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また崩落というか割れ目が見えてきた。

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その向こうにはなだらかな尾根が広がっている。

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割れ目を越えたあたりで完全に路盤を見失ってしまった。

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ワイヤーや朽ちた木材などわずかに遺物が残っている。地形的にみてもここが終点である可能性が高そうだ。

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加えて、尾根を通りこすと急な斜面に道らしき平場は確認できなかった。峠から1時間弱、西三子山山頂から北北東の尾根で軌道は終わっていたようだ。

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見つけたのは砦みたいな大岩だけだ。

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いや、それと茶色の山肌に珍しく緑が茂っていた。

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これなんだろう?

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これで支線はクリアした。後は残った本線を辿るとしよう。どこまで行けることやら。

            八重地土工森林組合林用軌道9へ続く