日当たりのせいか知らないが、なぜかこの辺だけ羊歯が茂っていた。
この渓谷にもようやく朝日が差してきた。
カーブだと石垣がよく見える。
この道の見どころは間違いなくこの石垣たちだと思う。
それと、仮設橋が設置されていなければ奥に進むのは簡単ではなかっただろう。
しかしすごいところに道を造ったものだ。
大きな落石だ。
ややオーバーハングになっている。
それにしても遊歩道化したのだから多少の整備はしたのだろうが、この石垣が今まで残っているということは技術の高さを示していると思う。
たまに鉈で割ったような垂直な岩壁が現れるが、素のままなのか削ったのか?
川というか谷底は見えない。まあ、滝がそこそこあるようなので木馬道といえど高さがないと奥地まで届かないか。
浅い谷状になっている場所を木橋じゃなくてガチガチの石垣で越えているのが好き。
見ることはできないが看板は立っている。ネットで調べた限りでは下流から沢登りするしか接近手段がなさそうだ。上から行けるのか?
クリティカルな場所を越えて植林地に入った。
割と荒れている。実は立合橋からまだ40分しか歩いていないが、目安のひとつにしていた大滝を越え、普通の山道ゾーンに入ってしまったので、ここまでとした。覚えていないが当時はあまりテンションが高くなかったかもしれない。
帰り道に撮ったこの一枚が一番気に入っている。
覗いていると、ふらっと飛び降りたくなる・・・ような気が・・・やっぱ怖い(笑)
このふみ板も定期的に交換しないとやばそうだ。
簡単な探索でした。前編でも述べましたが、この探索は10年前になりますので正確な現状は分かりません。あしからず。
立合川の木馬道 完