人生崖っぷち(物理)

森林鉄道、廃道、廃隧道など

舳倉島散策

日本海に突き出た能登半島。その先端に近い輪島市から更に50km北に位置する孤島、舳倉島。そこに行ってきた。せっかく北陸にきているのだから変わったところに行きたいなと、安易な考えである。日本海の孤島へ優雅なクルージング。そんなことを考えていた自分に今は蹴りを入れたい。いや、楽しかったけど。

 

舳倉島までは中型船で1時間25分。一日一往復、連絡船が出ており、毎日朝に天候をみて運行を決めている。この日の朝はまあ穏やかなほうだったと思う。自分が大丈夫かは別の話だが。写真は中間地点にある七つ岩。ウサギがわんさか居たそうだ。

舳倉島に着いた。到着のアナウンスと同時に一瞬のど元にこみ上げたがなんとかセーフ。

周囲5km、最高地点は海抜12mしかない。

しばらくあずまやで動けなくなっていたが、動いたほうが回復できるかもと歩くことにした。暑い。

休止中の学校。左の門に小学校、右の門に中学校のプレートが。

炎天下をてくてくと歩いていく。

石を積んだ塔が立っている。漁に出た人の目印になるように積まれたもので、馬〇な観光客が石を持っていくと呪われるそうだ。

小さく見えるのは恵比寿神社。この島は神社が多い。

龍神池。伝説があり、祀られている。川も存在しないこの島では貴重な水源だと思うのだが昔はどうだったのだろう?

こちらも石積み。

奥津比咩神社。一緒に写っているのは同じ船で来た観光の女性。島の半ばから同道して見て回ったのですが、暑さと船酔いのダメージと帰りの船の不安が無ければもっと楽しめたのに・・・

同神社の裏口。風雨に対するものか?この石積みは素晴らしかった。

漁船を引き揚げている港。

頭上で音を鳴らす風向計。

島で最もお世話になったあずまや(笑)

帰りは98トンの中型船でモーターボートばりの縦揺れを1時間ほどくらって予想通りに胃からポロロッカ。もし行かれる方は風力や波高に気をつけるのがよろしいかと。

 

         舳倉島散策 完