人生崖っぷち(物理)

森林鉄道、廃道、廃隧道など

青屋森林鉄道

青屋森林鉄道 8

朝方怪しい平場をチェックしたあたりまで戻って来た。日没と駐車地点までの距離を考えるとそんなに余裕はないのですぐさま行動に移す。 急斜面を数mおりると落石が散乱しながらもはっきりと平場が確認できた。 小さな崖を飛び降りるとそれは崖ではなく石垣…

青屋森林鉄道 7

林道を通って未踏破の上流部分を目指す。 でもその前にもう一度橋台を堪能しておく。 結局路盤をたどることに。雪に覆われた倒木を踏み抜き、ぶつかり、濡れながら、時に迂回して進む。 最初に路盤を発見した場所まで戻って来た。 少し進むと崖っぷちを離れ…

青屋森林鉄道 6

雪で仕事が忙しく遅くなりました。では前回の続きから。 前回のラストで行き止まりのように見えたが、そこを回り込むような道というか平場が存在した。のだが・・ 浅い谷が現れて道は完全に消滅してしまった。前方に見える尾根にも平場は見えない。 尾根の影…

青屋森林鉄道 5

第6堰堤。しかし堰堤だらけだなこの谷は。 離れた写真しか撮らなかったけど第7堰堤。ここの堰堤上に登ったあと地形図を見て右側の尾根を目指して登り始める。 地形図を見ると尾根まで割となだらかな斜面になっているように見えたのだ。 浅い谷状になってお…

青屋森林鉄道 4

石垣まで正面から登ろうとしてちょっと無理だと悟った自分はアクセスが楽だと思われる橋台跡を目指し沢に踏み入った。 岩に引っかかって倒木が沢を塞いでいる。いや、 岩じゃない、石垣だ。橋台だ! が、左側つまり終点側は橋台どころか路盤も見当たらない。…

青屋森林鉄道 3

「なぜここが怪しいと思ったかって? 何となく、さ」 などという会話が頭の中であったかどうかはともかく(笑)ちょっと注意して観察してみた。 分岐路に入ると道は20mたらずで終わっていた。藪が深くてよく分からない。 と思ったら180度ターンして道は…

青屋森林鉄道 2

草木の向こうにそびえ立つ巨大な橋脚が見える。これが青屋森林鉄道の橋脚だ。では、さっそく・・ 橋脚は後回しにして終点の疑定地を目指すことにする(笑)。メインディッシュは後に取っておくのだ。だが、橋を渡ってすぐにロープが張られていた。すぐ目の前に…

青屋森林鉄道 1

非常事態宣言が解けた10月。されどここぞという目標もなかったため、手つかずだった身近な物件を探索し始めた。その一つが岐阜県高山市朝日町青屋の九蔵川と九蔵本谷に沿って走っていた青屋森林鉄道。「国有森林鉄道全データ中部編」によると総延長576…