軌道が対岸にあるのは確認できたが、目の前には小さいとはいえ川が流れている。なんとか濡れずに渡れる場所はないかと歩き始めた。
下流に少し歩くと倒木が岩に引っかかっていた。使えるか?
天然の丸木橋で対岸に渡る。
ボルトが刺さった丸太。木橋か桟道の残骸か?
路盤に立ち下流に向かって歩き始める。なぜ上流でなく下流に向かったのか覚えていない。
沢に立派な橋台が残っていた。
両側ともに石造りの橋台がきれいに残っている。すこし手を加えれば再利用できそうだ。
切り取り工の岩壁の下を進む。
熊笹などが生えているがそこまでの藪ではない。
草がほとんど生えていない場所にさしかかったとき
水が流れた跡のような小さな溝が。その中にちらりと見えたのは・・
犬釘がついたままの枕木だった。レールのみ外して枕木はそのまま埋めたのか?
更に前進する。
紅葉を愛でながら歩いていくと
今度は大きな支流が。
軌道跡は左に曲がっている
川幅がある程度狭くなったところで対岸に橋台を発見。こちらの足元は崩れて分からなかった。
枕木か木橋の一部が残っている。
特に大きな遺構はないがおおむね歩きやすい軌道跡だ。
テープが巻いてある。釣り人?
脇にレールが1本放置されていた。敷設されたレールは残っていないか。
落葉で彩られた切通し。こういう場所は歩いていて気持ち良い。
小蛇尾川森林鉄道上流部時限探索 3へ続く