人生崖っぷち(物理)

森林鉄道、廃道、廃隧道など

2021-01-01から1年間の記事一覧

久原鉱業所の木材搬出用軌道 FILE 9

難所を抜け、左側以外は平穏な軌道跡を進む。 振り返ってみる。よくこんなところに軌道造ったなあと思う。 む、2つ目の・・・ 横穴だ!ホースのように見えるのは木の根っこだが、ほんとにここなんなんだろう? 疑問はさておいて、ともかく先を・・・ ・・・…

久原鉱業所の木材搬出用軌道 FILE 8

前回のラストの場所からすぐに、路盤の状態が悪化していった。結論としてこれ以上軌道跡を進むのは無理だった。 やむなく谷を下ることにする。こういう場合途中で崖でもあったらアウトだ。 なんとか無事、下まで降りることが出来た。今まで歩いてきた場所の…

久原鉱業所の木材搬出用軌道 FILE 7

ようやく反対側に立つことが出来た。最初に対岸から見た時は越えられるのかと思ったが、結局は普通に道(踏み跡)を歩いただけだ。 よし、先に進もう。 で、 舌の根の乾かぬ内にこれである。(谷を出発して3分後) 奥に見えるU時の切通しが遠い。 しかし…

久原鉱業所の木材搬出用軌道 FILE 6

2度目の探索の1カ月後、2018年10月に3たび小渋川に帰ってきた。ただ、アプローチ地点は前回の続きからではなく、部奈集落からみて東にある最初の大きな谷の地点だ。何百mか飛ばしているがその辺はアバウトなので気にしない。 やや濁った小渋川を渡…

久原鉱業所の木材搬出用軌道 FILE 5

藪をかき分け灌木をくぐると確かに平場が存在した。 が、藪漕ぎで精一杯だ。辛うじて見える地面を頼りに前進する。 ようやく抜けたと思ったら今度は綺麗になりすぎている?それに前方に見えるのは・・ 黄色い看板は知ってる人にはおなじみの電力会社の標識だ…

久原鉱業所の木材搬出用軌道 FILE 4

久原鉱業所の木材搬出用軌道 FILE 0 - 人生崖っぷち(物理) 2年ぶりの続きです。 最初の訪問から7カ月後の2018年9月、再び小渋川を訪れた。今回の目的はまず軌道の起点を探すことだった。 その前にこの軌道の簡単な説明をすると 奥地==(トロ…

おわび

ごめんなさい 少し行き詰ってるのでしばらくお待ちください。よそでやってないネタがどこかに転がってないものか・・・・

紀伊半島の森林鉄道・林用軌道群④ 亀谷森林鉄道 5

謎の金具は気になったが、それ以上に気になったのが前方だ。路盤の痕跡が見えない。 少し進んでみたがどう見ても路盤はない。百歩譲って木製桟道の作業軌道・・・もなさそうだ。 どうやら路盤は金具を見つけた地点(写真)が終点だったようだ。戻った後、念…

紀伊半島の森林鉄道・林用軌道群④ 亀谷森林鉄道 4

レールだ。僅かに顔を出している。 やはりレールが残る軌道跡は好ましい。 小森谷に沿って走っていたこの森林鉄道は途中で西から合流する中津川沿いに入っていく。そのため途中で左に曲がるわけだ。何が言いたいかと言うとどの写真のあたりで中津川に入った…

紀伊半島の森林鉄道・林用軌道群④ 亀谷森林鉄道 3

ここからは自己責任で。あと、記憶が風化しつつあるのでコメントに関しては間違ったことを言っている可能性があります。あしからず。 大阪営林局の看板だ。 今までと同じような道が続いているがこちらは”半ば”廃道だ。 前方に谷が見えてきた。 岩盤をえぐっ…

紀伊半島の森林鉄道・林用軌道群④ 亀谷森林鉄道 2

いかにも軌道跡という感じの道が始まった。 石垣と木橋だ。 苔むした石垣は林鉄時代のもので白い石垣と木橋は遊歩道化で後付けされたものか。 切り取り工の岩壁の下を進む。 少し分かりづらいが遊歩道は中央に見える木橋まで下って、向こうに見える軌道跡ま…

紀伊半島の森林鉄道・林用軌道群④ 亀谷森林鉄道 1

2016年10月に探索した亀谷森林鉄道は高野山のちょっと南にある森林鉄道だ。 高野山から国道371号線を南下し、和歌山県田辺市の龍神村で左折して右に行く。(ループ橋) 日高川沿いに進むこと数キロ。 小森谷渓谷へと入っていく。 この小森谷遊歩道…

尾上郷森林鉄道 13 ダム湖に沈んでいた軌道跡 尾神橋直下

3月19日。ここは尾上郷川の出合いに架かる尾神橋の北側。前回見忘れてしまった尾神橋付近の路盤の状況を確認しに来た。と言ってもとりあえず撮っておこうぐらいの感覚で、ロングショットの写真を何枚か撮って満足してしまった。それが最大のミスとも知ら…

尾上郷森林鉄道 12 ダム湖に沈んでいた軌道跡 

2月末に異動のため引っ越しをすることになったが、どうせならと通り道の荘川、というか尾上郷に寄っていくことにした。確かこの時期になると雪解け水の流入に備え御母衣湖の水位が下がり、尾上郷森林鉄道の貯木場が姿を現すと教えてもらったことがある。運…

紀伊半島の森林鉄道・林用軌道群② 南古谷川林用軌道(仮)その8

沢を渡る林道の橋の下に来た。軌道も橋があったはずだが、橋台どころか前後の路盤もあやふやだ。 しかし、よーく見ると・・・(左真ん中のあたり、路盤のなごりに見えるような気がする) レールが顔をのぞかせている。 もう少し進んだ先にも 埋もれたレール…

引っ越しします

異動のため立会川の木馬道を見ながらしばらくお待ちください。

紀伊半島の森林鉄道・林用軌道群② 南古谷川林用軌道(仮)その7

一瞬竹かと思ったが紛れもなくレールが眼下の斜面から飛び出している。 よーくそのあたりを見渡すと他にもレールがあるのを見つけた。間違いなく林道と河原の間に軌道跡がある。完全に散歩モードだったので慌てて装備を整えるために車へと走った。 急いで戻…

紀伊半島の森林鉄道・林用軌道群② 南古谷川林用軌道(仮)その6

南古谷川林用軌道(仮)その1 リンク https://msx4.hatenablog.com/entry/2018/02/14/000039 コロナが悪化する直前、とある物件を再探索して自分の目が節穴だったことを確認した後、予定外の時間ができたので久しぶりに南古谷川に寄ってみた。時間も3時近…

初代清水谷隧道 IN WINTER 後編

し 外の光がまぶしい。こちらも雪が積もっているがなんとか出られそうだ。 初代清水谷隧道池田町側の坑門だ。 1枚目の写真にも小さく写っていたが石碑がある。 こちら側も道らしきものが見えたが雪でたどれそうもない。 雪を、じゃなくて隧道を堪能したので…

初代清水谷隧道IN WINTER  前編

大変お待たせしました。雪道でスマホを無くしてしまいテンションだだ下がりでした。 転勤で引っ越しして2ヶ月ほど経った頃、近くに3世代のトンネルがあることを知った。福井県の越前市と池田町を結ぶ清水谷トンネルがそれだ。思い立ったが吉日と、すぐ出か…

少々お待ちください

大雪その他もろもろによってレポートは少々お待ちください。 次は大雪つながりでこれにするかも。(変更するかもしれません)